WEB面接のポイント ~就職活動のツボ~
面接は、しっかりとした事前準備が結果を左右します。何度も練習して、準備をしっかり行いましょう。今回は、最近増えてきたWEB面接をシミュレーションしてみまます。以下に6つのポイントをご紹介します。これらを各自が考慮し、自分なりに取り入れて自分の型作りにお役立てください。
1.動作確認
面接前には、パソコンやスマートフォンの動作確認をしておくようにしましょう。これは通常の利用時にも行っていると思いますが、面接の場では特に重要です。パソコンやスマートフォンが思うように動かない、トラブルが発生すると、面接が中断してしまう可能性があります。そうならないように、しっかりと確認しておいてください。
2. カメラ位置の設定
① スマートフォンを使ってウェブ面接を受ける場合は、スマートフォンを手で持つのではなく、三脚などで固定しましょう。これによって安定感があり、面接がスムーズに進行します。
② カメラの位置は、自分の目線から低くなりすぎたり高すぎたりしないように注意しましょう。目線の高さを意識するだけで印象が良くなり、アイコンタクトもしやすくなります。
③ 背景にはプライベートなものが映らないように心がけましょう。自己アピールに繋がるものや仕事に関連するアイテムであれば問題ありませんが、あまり個人的なものは避けた方が良いでしょう。
④ 照明にも気を配りましょう。暗いと表情もくすんでしまいますので、十分な光源が必要です。窓に向かって座ると自然光を取り入れられ、明るい印象になります。また、カメラに映らない場所に白い布や紙を置くと、レフ版効果があり、光の反射が柔らかく、美しい映像になります。
3. 音源に注意
音源とは、音を発する装置のことを指します。例えば、スマートフォンの着信音が鳴ってしまい、面接が中断されたり気が散ってしまったりすることを防ぐために、着信音を鳴らさないように心がけましょう。
また、他にも音を発する機器がある場合は、その音源のスイッチを切っておくと良いです。アラームや呼び鈴などもスイッチをオフにするか、電池を外しておくことが必要です。これによって、面接中に予期せぬ音が鳴るリスクを低減させることができます。
4. WEB面接当日 開始直前
① 落ち着く
面接当日、まず最初にしておくべきことは、リラックスすることです。面接の約5分前に座り、深呼吸して自分の気持ちを整えましょう。穏やかな状態から始めることで、冷静な印象を与えることができます。
② 表情を意識する
最初に映る表情は相手に与える印象に大きな影響を与えます。画面の前で意識的に表情を整えることを忘れずに。初めの印象が重要なので、笑顔や自信を持った表情を心がけましょう。
③ アピールポイントの確認
面接でアピールしたいポイント、志望動機、学生時代の経験など、伝えるべきポイントを最終確認しておくと良いでしょう。自分の強みや目標を再確認し、スムーズに伝えることができます。
5. WEB面接のスタート
面接が始まる瞬間はワクワクドキドキしますよね。通常、指定されたアドレスにログインすることで面接が始まります。始まる前には、開始時間と指定されたアドレスをしっかりと確認しておき、慌てないように心がけましょう。
① 画面に映ったら挨拶を忘れずに
まずはしっかりと挨拶することが重要です。通常、相手方が最初に挨拶してくれることが多いですが、もし相手方から挨拶がなければ、こちらから元気な挨拶をしましょう。「おはようございます」や「こんにちは」など、気持ちよく始めることが大切です。
② 名乗り
次に、事前に練習した通りに自分の名前をしっかりと伝え、その後に「どうぞよろしくお願いします」と挨拶することで、面接の正式なスタートとなります。
6. ウェブ面接ならではの対策
① カメラの活用
ウェブ面接では、カメラが非常に重要です。パソコンの画面に向かって話すのではなく、カメラに向かって話すことが求められます。これは慣れるまで難しいかもしれませんので、事前にしっかりと練習しておいてください。相手が話している時もアイコンタクトやうなずきもカメラに向かって行います。最初は慣れませんが、練習を積んでおくとスムーズにできるようになります。
② カメラに映らない場所の活用
当たり前のことですが、カメラは自分の方を向いています。カメラの後ろ側は相手に見えません。このカメラの後ろを有効活用しましょう。例えば、自分のモチベーションを上げる言葉や自己励ましの言葉、自然な笑顔になるようなアイテムなどを、メモや実物でカメラに映らない場所に置いておくと良いです。忘れずに伝えたいことやアピールポイントも、ここにメモしておくと、効果的な面接ができるでしょう。是非、有効に活用してみてください。
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