【映画メモ】ワイルド・スピード　ファイヤーブースト

【※一部ネタバレあり】

公開から約1か月経った先日、やっと観に行ってきた。

今までワイスピシリーズには興味がなかったけど、今年の1月に急に見てみようと思い立ってアマプラで1週間かけてシリーズ全作を一気見。
まんまとあの"ファミリー感"に魅了されて、絶対に映画館で観るって決めてた作品。

相変わらずブッ飛んだ設定で、怒涛の展開にハラハラしっぱなし、やっと一息ついたと思えばすぐに手に汗握る展開が待ってて、最後まで気が休まらなかった。

今回の敵のサイコパス度合いは本当に不気味のひと言に尽きる。
でも、親への愛情が故と考えれば、彼も一人の人間なのかなあ。
と言い聞かせてもやっぱり不気味が払拭できない。

個人的には今回の一番好きなキャラは、ジェイコブだった。
面白すぎず絶妙に面白くて、それでいて仲間を守り抜こうとするのがかっこ良すぎた。

終盤でジゼルが出てきたのが嬉しすぎて、思わず映画館で「ハッ！」って声が漏れてしまった。周りの人、ごめんなさいでした。
早くハンと再会してほしい。

そして、ジゼルを見て「あれで死んでなかったなら、今回のジェイコブも実は生きていて、いつかどこかのシーンでひょっこり出てくるんじゃ…？」なんて淡い期待を抱いている。

とまあ、ハラハラさせながらも色々考察できる、見応えのある作品だった。

ただ今作に限らずだけど、ブライアンが居なくなってからは
「ここに彼が居たら、全く違った展開になってたかも」とか、「ブライアンならドムの暴走を止めれるんじゃないか」とか、存在ありきで時々考えてしまう。

実際の出演がないけど存在を感じさせる演出がなんだか無性に切なくて、
そのままで十分楽しめる演出脚本のなのに、ブライアンありきで考えて観てしまう自分が少し悲しい。

そんな私情はさて置いて、
迫力満点の映画で、ファミリーもいい具合に仕上がってて、早く次の作品を見たい！って純粋に思えた。

ちなみに個人的にこのシリーズでは、ハンのちょうど良いクールさ加減が一番好き。