溝口洋輔（ルーキス株式会社）
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大量の水を支えているダム。 よくよく考えてみれば当たり前の話なのですが、驚くべき特徴があります。 それは、水と貯めると（コンクリート）ダムが下流側に動くんです。 水が少なくなると、ニュートラルな位置に。 水が少なくなって、堤体の下流面に太陽が当たり、堤体が暖められると、なんと！ダム湖側に少しだけ倒れることがあるんです。 あんな大きな構造物がそんな挙動をするなんて驚きですよね。 もっとずっしりと支えているものだと誰もが思っていたのではないかと思います。その話を聞いたときに、
進撃の巨人で一躍有名になった大山ダム。 作者の諌山先生は大分県日田市出身で、故郷にあるダムを作品の中で登場させたみたいですね。 個人的には壁を構築するよりは大規模盛土造成した方が有効だったんじゃないかと思うものの・・・まぁそれは置いておいてっと(笑) 進撃の巨人ではダムというより大きな壁として描かれていますよね。（壁の秘密を知ると壁である理由は納得なのですが）壁にはダムの名残りともいえる台形のスリットが入っています。巨人から町を守るという目的であれば確かにダムというよりは
ダムを造るときに大切にすることはたくさんあるのですが、僕が思う最も大切なことを書きます。 ずばり、一番大切なことは、コンクリートをできるだけ早い期間にできるだけ均等に打ち上げることです。 コンクリートは科学的な材料で、施工した後、長期間発熱するんですよね。それも内部の温度は80℃以上にもなります。水とセメントを混ぜただけなのに本当に便利で不思議な材料です。温度が外気温と同じくらいになるまでには2～3週間かかるという特徴も非常に面白いですね。 ダムはマスコンクリートといっ
