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黄金期モーニング娘。の騒動全まとめ

 1999年から2003年にかけて一斉を風靡した国民的アイドルグループがモーニング娘である。「日本の未来はWOWWOWWOWWOW〜♪」といったメロディは誰しも聞いたことがあるのではないか。当時は凄まじい人気ぶりだった。

 そんなモー娘。だが、トラブルの多さでも有名である。黄金期モー娘。のメンバーほどトラブルが多かった人気アイドルグループは存在しないだろう。AKBGと坂道系の数百人を合わせてようやく対抗できるレベルである。今回はそんなモー娘。の騒動についてまとめてみたいと思う。

黄金期ってどこまで?

 黄金期モー娘。と言われるのはどの時期だろうか。モー娘。は結成当初から経緯がテレビ放送されていて、その点では認知度が高かった。ただ、爆発的に伸びるのは1999年のゴマキ加入とLOVEマシーンである。ここから恋のダンスサイト・ハッピーサマーウェディング・恋愛レボリューション21・ザ・ピースに至るまで大ヒットを記録した。

 黄金期の終期については見解が別れる。モー娘。のヒットは短期間だったので、2001年には既に失速の兆候が見られたのだが、それがあらわになったのは2002年の後藤真希卒業である。ここからモー娘。は下がっていき、2004年1月の安倍なつみ卒業で完全にブームは去ったとされる。この時点では5期と6期は既に加入していた。

 ただ、5期と6期はそれ以前と比べて人気は落ち、プラチナ期のメンバーというイメージが強い。モー娘。黄金期の由来となったのはザ・ピースの黄金の9人と言われたメンバーなのだが、この中には5期以降は入っていない。したがって、黄金期モー娘。は4期までとする。

 では早速見ていこう

福田明日香の落ちぶれ

 福田明日香はモー娘。の1期メンバーで、12歳と最年少という若さで加入した。リーダーの中澤裕子は24歳だったので、半分の年齢ということになる。また、1期5人の中では唯一の東京出身である。こうした事情からあまりグループに馴染めなかったらしい。実際に初期のバラエティを見ても上手に受け答えできない様子が目立った。少しぽっちゃりした体型を運営に指摘されたりもしたらしい。

 そうして福田明日香はLOVEマシーンがヒットする直前の1999年4月にグループ初の卒業者となる。そのため黄金期のメンバーには数えられないが、ついでに記載することにした。

 その後の福田明日香は順風満帆には行かなかったようだ。芸能界に復帰したもののサッパリ売れず、私生活では2度の離婚を経験している。ヘアヌード写真集を出版したこともあるようだ。現在はスナックの従業員をやっているとも言われる。芸能界には珍しくないとはいえ、かなりの落ちぶれぶりである。それでも平家みちよや大谷雅恵よりはマシかもしれないが。

中澤裕子パワハラ疑惑

 メンバー最年長にしてハロプロの女帝として君臨するのが中澤裕子だ。加入時の年齢は24歳で、坂道グループの全メンバーよりも歳上だ。現在は福岡に移住してローカル番組に頻繁に出演している。福岡の上沼恵美子との呼び名もあるようだ。

 先述の福田明日香卒業の原因となったと言われるのが中澤裕子のパワハラである。中澤裕子はかなり強烈な性格で、いわゆるお局気質のようだ。ロケバスで中澤より前に座ってはいけないとか、楽屋でバナナを食べてはいけないとか、色々な謎ルールがあったとか。中澤と福田は折り合いが悪かったらしく、福田は後にテレビで早期卒業の原因を中澤のパワハラと明言している。モー娘。1期には他にも不仲説が大量にあったので、あまり注目されなかったが。

度重なる不仲説

 モー娘。の不仲騒動は非常に多く、任意のメンバーの組み合わせで疑惑が出たことがある。初期の映像を見ていても、異様なギスギス感が伝わってくる。メンバーとの関係が良好そうなのは保田圭と石川梨華くらいだろうか。

 モー娘。1期の不仲説で有名なのは安倍なつみと飯田圭織だろう。デビュー当初の安倍と飯田は同じ部屋で同居していたのだが、飯田が友達を部屋に呼んだりお香?を焚くのが安倍にとってはストレスだったらしく、2人は不仲だったらしい。安倍なつみが後に取材で明らかにしたところである。飯田圭織と安倍なつみは同じ病院で2日違いで生まれているが、それが絆を作ることにはならなかったらしい。

 他にも不仲疑惑は無限にあり、取り上げたらきりがない。ハロプロ御三家を集めた後浦なつみという最強のユニットがあったのだが、三人とも仲が悪すぎてほとんど活動できなかった。1期と2期もかなり関係が悪かった。乃木坂とは大違いだ。モー娘。OGのインタビューで必ず出てくるのは黄金期の不仲騒動で、鉄板ネタと化している。バチバチの内部競争があったAKBより、はるかに酷く、SKEや欅坂に匹敵する気がする。

石黒彩デキ婚騒動

 LOVEマシーンの大ヒットの直後にアッサリ卒業したのが石黒彩である。メンバーの中では2番めに年長だった(それでも中澤の5歳下だが)。せっかくヒットしたのに早いと思われたが、その理由は後日明らかになった。彼女は極秘に交際していたのである。妊娠期間を考えるとギリ在籍中の可能性がある。

 石黒の交際相手はLUNA SEAの真矢だ。卒業後に真っ先にデキ婚し、現在は三児の母である。夫婦も円満のようだ。ちなみにモー娘。1期生は全員デキ婚なので、石黒はあまり目立たなかった。

市井紗耶香追放騒動

 モー娘。2期のエースとして期待されていた市井紗耶香だが、これから全盛期という時に脱退している。黄金期のメンバーか微妙なところだが、ハッピーサマーウェディングまで在籍しているし、後藤真希の教育係を務めていたりもするので、黄金期に含められる事が多い。

 市井紗耶香はどうにも事務所との折り合いが悪かったらしい。というのも市井の男性関係がモー娘。の中でも際立って乱脈だったからだ。なんと在籍中に後藤真希の弟と交際していたようだ。事務所はこれにカンカンで、市井は完全に干されてしまった。卒業後は2人の男性との間に4人の子供を設けた。乃木坂5期の中西アルノと岡本姫奈が炎上したが、市井に比べれば大したことがない。

 市井は20年以上経ってようやくハロプロのOGとして復帰を許されたようだ。ハロプロ25周年のコンサートにも出演している。

安倍なつみプレステ騒動

 モー娘。の一番人気といえば安倍なつみである。つんく曰く「モー娘。のマザーシップ」とのことだ。モー娘。というグループは安倍をデビューさせるために作られたようなものだ。オーディション当時の神がかり的な美少女ぶりは未だに印象的である。

 彼女はアイドル的な人気が高かったので、他のメンバーと違ってスキャンダルは燃えやすい。安倍なつみは2002年に当時イケメン若手俳優だった押尾学とのスキャンダルをすっぱ抜かれた。安倍なつみが押尾のマンションに丸一日入っているところを週刊誌に撮られたのだが、安倍なつみの言い分は「一日中プレステで遊んでいた」である。

 通常のアイドル的なスキャンダルはモー娘。の世界では忘れられる事が多いのだが、安倍なつみに関しては後日まで蒸し返されることが多かった。人気故だろうか。

安倍なつみ盗作騒動

 安倍なつみの騒動として遥かに問題となったのはこちらだろう。グループ卒業直後の2004年に安倍なつみは詩集を出版していたのだが、その多くが盗作であったことが判明した。世間は大炎上である。安倍なつみは謝罪したが、これ以降かなりイメージが悪くなった。紅白出場も流れている。しばしばネット上では「安倍ぬすみ」とか「ぬっち」等の誹謗中傷がなされる。

 もっとも私生活が不幸とは言えない。安倍なつみは山崎育三郎と結婚し、三児に恵まれている。山崎育三郎は結構売れているので、一生安泰だろう。

矢口真里卒業騒動

 モー娘。のリーダーは期⇒年齢の順番で決まっていた。中澤裕子・飯田圭織に次いで2005年に3代目リーダーに就任したのが矢口真里である。

 しかし、矢口真里はリーダー就任から3ヶ月でグループを脱退する羽目になる。原因は小栗旬との熱愛報道である。後の騒動が印象的すぎて忘れられることが多いが、乃木坂でこんな事件が起きたら大騒動だろう。秋元真夏がリーダー就任から3ヶ月でスキャンダルで追放される様子を思い浮かべれば良い。

加護亜依喫煙騒動

 加護亜依は4期として加入し、かなり人気だった。おそらく後藤・安倍に次ぐ人気メンバーだ。ミニモニのメンバーとしても周知されていると思う。辻希美とは同い年で、ユニットを組まされる事が多かった。2人は双子のような存在だった。後に大きく命運は分かれることになる。

  加護亜依は当時18歳の未成年だったのだが、都内のレストランで喫煙している姿を週刊誌にすっぱ抜かれ、謹慎処分となっている。加護亜依は事務所に謝罪し、復帰を許される。これはスキャンダル女王の加護亜依にとってはほんの小手調べにしか過ぎなかった。

後藤真希の弟の強盗事件

 後藤真希はモー娘。最強の人気メンバーだ。つんく曰く10年に一度の逸材とのことだ。その圧倒的な存在感は他の追随を許さない。数年前に37歳の後藤真希がAKBとコラボする番組があったのだが、まさに一騎当千だった。平成のアイドルで後藤真希に匹敵する人物は平手友梨奈くらいだろう。

 モー娘。を巡る騒動の中でも特に有名なのが後藤真希の弟を巡る騒動だ。後藤真希が一世を風靡すると、後藤真希の弟の後藤祐樹もデビューをした。ソニンとコンビを組んでEEJUMPとして活動を行っていた。

 後藤祐樹は小学生の頃から札付きのワルだったらしく、図工室を放火したこともあったらしい。デビュー後も中学生にして歌舞伎町でどんちゃん騒ぎをしたり、ツアーから脱走するなどして事務所の側も面倒を見きれず、つんくから破門されている。
 
 芸能界追放後の後藤祐樹は悪事に手を染め始める。地元の仲間と導線泥棒を繰り返し、ついに強盗容疑で逮捕されてしまう。余罪は100件あったらしい。裁判では実刑判決が下り、5年間服役することになる。この事件により後藤真希のイメージも下がってしまった。ちなみに後藤真希の夫はこの時の共犯という噂がある。

加護亜依の給料使い込み騒動

 加護亜依の生い立ちは悲惨だ。加護亜依は母親が17歳の時の子だ。実父は覚醒剤で逮捕され刑務所にいたらしい。母親は再婚し、弟が生まれるが、この弟は障害を持っていた。

 加護亜依がモー娘。で一発当てると実家からは金の無心が始まる。母親の再婚相手は加護亜依の億近い収入を全て使い込み、財産はすっからかんになってしまった。加護亜依の母親には他にも内縁の夫がいたようだ。加護亜依の実家は他にも色々訳ありなのである。

飯田圭織バスツアー事件

 スキャンダルというよりも半分はネタに近い。飯田圭織が卒業後の2007年にファンとバスツアーを行った。しかし、その翌日に飯田圭織がデキ婚を発表したため、ファンの中にはショックを受ける者が多かった。

 また、ツアーの内容もかなり劣悪だったようで、飯田圭織バスツアー事件のまとめは未だに検索すると大量に出てくる。

加護亜依解雇騒動

 前回のスキャンダルを許された加護亜依だが、それから一年後に再び喫煙を週刊誌にすっぱ抜かれる。19歳にして37歳の男とお泊りデートをしていた最中の写真だ。かなりの衝撃を与えた。

 二度目となると流石に事務所もご立腹だ。加護亜依は契約を解除され、ハロプロからは追放処分となる。

飯田圭織長男の死亡

 結婚後に三児に恵まれた飯田圭織だが、長男は生後6ヶ月で病気で亡くなっている。なんとも痛ましい限りである。

 ちなみにモー娘。メンバーは子供が多い。黄金期メンバーには全員子供がおり、三人を出産したのは飯田・安倍・石黒、4人を出産したのが辻と市井である。一人っ子は吉澤だけだ。

後藤真希の母親死亡騒動

 後藤真希の身内は不幸が多い。彼女がデビューする数年前に父親は茨城県の袋田の滝で転落死している。弟は強盗で刑務所入りだ。そしてさらに降り掛かったのが母親の死である。

 後藤真希は一儲けした後、家族のために家をプレゼントした。いわゆるゴマキ御殿だ。母親や姉一家と一緒に生活して一族で後藤真希の収入に依存していたらしい。

 後藤真希の母親は2010年にこの新居から転落死する。事故とも自殺ともいわれるが、未だにはっきりしない。後藤真希は25歳にして両親を亡くしたことになる。葬式には多数のモー娘。メンバーが参列した。この時の後藤真希の美しさは息を呑みほどだった。

辻希美ブログ炎上騒動

 モー娘。メンバーの中で最も卒業後に成功したのが辻希美だ。彼女は卒業後間もなく杉浦太陽とデキ婚するのだが、その後4人の子供に恵まれて幸せな家庭生活を送っている。YouTubeも大盛況だ。

 辻希美はブログ長者と言われるが、なぜか炎上が多かった。後藤真希母の葬式の時にリボンを着けて行ったのが非常識と叩かれた辺りがきっかけだ。その後も理不尽な理由で辻のブログは炎上し続けた。酷い時は「お弁当にウインナーを入れた」という内容で炎上したこともある。

 2010年頃から延々と炎上を続け、話題にもなった辻希美だが、特にダメージはなく、万事が順風満帆だ。ダブルピースとしてコンビを組んでいた加護亜依との落差が残酷なまでに開いている。遡れば辻のモー娘。の加入はまぐれだったらしい。辻には天性の運の良さがあるようだ。

加護亜依不倫騒動

 加護亜依は卒業後に今度は不倫に手を染め始める。俳優の水元秀一郎と不倫関係になり、妻から損害賠償を提起されてしまった。加護亜依は敗北し200万円の慰謝料を払うことになる。

 ちなみに水元秀一郎の母親はほん怖に良く主演していた自称霊能力者である。

辻希美の義実家のトラブル

 辻希美と仲睦まじい家庭を築いている杉浦太陽だが、実家はトラブルに見舞われている。杉浦の父親は暴力団関係者とトラブルになり、杉浦の事務所にも暴力団が乗り込んでいたらしい。父親は直後に死亡している。

 ちなみに杉浦太陽は以前災難な目にあっている。彼はウルトラマンコスモスの主演で有名になったのだが、最終回の前に誤認逮捕されてしまった。その影響でウルトラマンコスモスは予定より早く打ち切りとなり、最終回に主人公が出演しないという異例の展開となった。

加護亜依自殺未遂騒動

 加護亜依は不倫事件が冷めやらぬなか、今度はガラの悪い男と交際を始める。既に前科があったのだが、2011年に恐喝容疑で逮捕される。この際に加護亜依も警察署に連れて行かれ、事情聴取を受けている。加護亜依はこれがショックだったのか、直後に大量の睡眠薬を接種して自殺を図り、病院に運ばれた。

 この男との子供を既に妊娠していたらしく、加護亜依はデキ婚することになる。これがさらなる悲劇の呼び水になるとは思いもしなかったようだ。

保田圭の父親蒸発事件

 モー娘。で一番の不人気メンバーながら、人柄で慕われることが多く、モー娘。の両親とも言えるのが保田圭だ。メンバーの中では一番安定してテレビ出演を続けているのはなんとも皮肉だ。

 スキャンダル続きのモー娘。メンバーの中ではかなり正常な人間だが、私生活でのトラブルと無縁だったわけではない。保田圭の結婚と同時期に実家は事業の失敗で多額の借金を重ね、父親は失踪してしまった。現在に至るまで発見されてないようだ。

矢口真里不倫騒動

 モー娘。を代表する有名事件だろう。市井と並んで最も男癖の悪いメンバーである。

 矢口真里は卒業後に中村昌也という長身の俳優と結婚した。身長50センチ差のカップルとして当時は話題になっていた。ちなみに彼は益若つばさの元夫と兄弟なので、矢口真里と益若つばさは相嫁ということになる。

 矢口真里のトーク能力はモー娘。の中でもずば抜けていて、バラエティ女王として頭角を表していた。しかし、その全盛期の中ですっぱ抜かれたのが不倫騒動である。俳優の梅田賢三との行為に及んでいる最中に夫に不倫がバレ、携帯で撮影されたらしい。矢口は行為に夢中で全く気づかなかったようだ。この強烈なスキャンダルはお茶の間の話題となり、矢口は絶頂期にして干されることになる。もしこの事件がなかったら指原の先駆者になっていただろう。

 ちなみに矢口真里は梅田賢三と再婚し、現在は2児の母である。「理由があってママタレにはなれない」とのことだ。

加護亜依DV騒動

 加護亜依は結婚後、夫から激しいDVを受けている。この人物は以前華原朋美とも交際していたらしいのだが、その際にも激しい暴力を振るっていたらしい。華原朋美が薬物依存になったのも一説にはこの男からの暴力が原因とも言われる。

 夫は女性にも平気で殴りかかる暴力的な人間で、加護亜依もボコボコにされていた。鼻を骨折し、プレートを入れている場面が週刊誌にすっぱ抜かれている。結局2015年に加護亜依への傷害容疑で夫は逮捕され、離婚に至っている。元夫はその後も詐欺などで逮捕され、前科4犯だ。

 加護亜依はのちに二人目の夫と結婚する。こちらの方は円満のようで、第二子が生まれている。

後藤真希不倫騒動

 他の話が強烈過ぎて忘れられがちだが、後藤真希は一度不倫が発覚している。彼女の大好きなオンラインゲームで知り合ったそうだ。チャット相手の自称ゴマキが本当にゴマキだったら相手もビックリだろう。しばらく裁判沙汰になっていたようだ。

 後藤真希の不倫はなぜかあまり叩かれなかった。清純なキャラクターのイメージがまったくなかったからかもしれない。

加護亜依事務所追放騒動

 加護亜依は事務所とのトラブルも多い。2社目の事務所から3社目の事務所に移った際に契約トラブルがあり、訴訟を提起されている。敗訴すれば加護亜依という名前が使えなくなる可能性があった。幸いながら加護亜依は勝訴し、3社目への移籍は成功した。

 4社目の事務所では加護亜依は解雇されているようだ。どうにも加護亜依は闇営業をしていたらしい。

吉澤ひとみひき逃げ事件

 モー娘。の中では比較的穏当なキャラクターとして知られていたのが吉澤ひとみだ。モー娘。の4期として加入し、ボーイッシュなキャラクターで人気を博した。卒業後もだいたいOGの集まりには顔を出していた。中澤・保田・石川と並ぶ常連メンバーだ。

 そんな吉澤ひとみだが、2018年にひき逃げで逮捕されたことが大きな話題になった。朝から吉澤ひとみは飲酒をしていたらしく、通行人を跳ね飛ばし、逃亡してしまった。夫に言われて自首したものの、飲酒運転とひき逃げでモー娘。初の逮捕者となってしまった。事件後に吉澤ひとみは芸能界を引退し、表に露出することは無くなってしまった。

吉澤ひとみの弟の事故死

 モー娘。メンバーは本人のみならず家族にも不幸が多い。吉澤ひとみの弟は2007年に神楽坂でひき逃げにあって死亡している。犯人は現在も逮捕されていない。吉澤ひとみにとってもショックは大きかったようだ。その本人が後にひき逃げで逮捕されることを考えるとなんとも皮肉である。

市井紗耶香出馬騒動

 何かとお騒がせな市井紗耶香だが、今度は選挙に出ようとしたようだ。2019年に立憲民主党から参議院選挙に出ている。だが、後少しのところで落選してしまった。これといって政策めいたものが伝わらなかったのが原因だろう。今井絵理子のようには行かなかった。当選すれば何かしらのトラブルが発生すると読んでいたのだが、結局当選しなかった。

 本人曰く人生最大の黒歴史らしい。

加護亜依ツーショット騒動

 長い雌伏の時を経て2020年代になると再び加護亜依はテレビに出演するようになった。しかし、2023年に加護亜依が韓国旅行の際に稲川会の現役幹部とツーショットを撮影していたことが判明し、問題になる。

 ようやく復帰したのもつかの間、この状況ではテレビ出演は難しいだろう。加護亜依はモー娘。メンバーの中でも特にトラブルが多く、加護亜依1人で普通のアイドルグループの騒動全体を上回る。

モー娘。の良心

 黄金期モー娘。メンバーのうち、一度も名前が挙がらなかった人物が1人だけ存在する。それはグループの良心とも言える石川梨華である。彼女は真面目で性格がいいらしい。人気もそこそこあり、おそらく後藤・安倍・加護に次ぐだろう。私生活でも野球選手の野上亮磨と結婚し、2児の母となっている。

幻のトラブルメーカー

 モー娘。は5期以降になるとパッタリ問題人物がいなくなる。せいぜい藤本美貴の熱愛騒動と集団食中毒事件くらいだろう。私が5期以降を外したのもそれが理由だ。しかし、もしかしたら新たなスキャンダルを呼び起こすメンバーが加入していた可能性もある。その人物は5期の最終オーディションまで残り、あと一歩のところで加入を逃した。その様子はテレビでも放映されていた。

 その人物は木下優樹菜である。彼女は後にヘキサゴンファミリーとして人気を博し、ママタレとして売れていた。しかし、タピオカ脅迫騒動や不倫疑惑の果てに離婚する羽目になり、ママタレとしての立場は失墜した。現在では干された芸能人という扱いだ。

異常に多いモー娘。の騒動

 黄金期モー娘。のメンバーはトラブルが多い。AKBのトラブルといえば峯岸みなみ丸刈り事件・握手会襲撃事件・指原莉乃左遷事件・篠田麻里子不倫事件・高橋みなみの母親逮捕事件・岡田奈々交際騒動辺りだが、大半が単なる熱愛報道であり、到底勝負にならない。姉妹グループを合わせてやっとだろう。一個一個が乃木坂であれば有名なスキャンダルになるレベルである。

 乃木坂のスキャンダルといえば松村不倫事件・大和里菜解雇事件・中西アルノパパ活事件・岡本姫奈炎上事件・早川聖良告発事件・与田祐希ジム通い事件だろう。このレベルではモー娘。の場合は話題にも上らない。しかもモー娘。の場合は揃いも揃って有名メンバーだった。モー娘。のようなアイドルグループは他に存在しない。なにしろメンバーの数より騒動の数の方が圧倒的に多いのだ。欅坂46も騒動が多かったが、モー娘。には到底及ばないだろう。今後もまだまだトラブルは増え続けるかもしれない。

 

 

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