「夢無し先生の進路指導」の感想
周囲で仕事を辞める人、海外大学院受験する人を最近ちらほら観測している20代後半みっこです
友人に勧められて読んだ「夢なし先生の進路指導」の感想を整理して見たいと思います
物語の概要
漫画を読んだことがない人に概要を書くと、高校教師通称「夢なし先生」が進路指導するという至ってシンプルな内容です
シンプルな内容ながら夢を持って職業選択をした高校生が、現実に社会に心を砕かれる描写があまりにも辛い
が社会人の方々からするとそういう側面もあるよなと思ったり
さながらウシジマくんのマイルド版といったところでしょうか
なぜ彼ら夢追い人は苦しむのか
彼らの共通点はよくいえば夢に一直線、悪くいえば視野が狭まっている
一部の人は負の側面も把握してましたが、政府の改善の取り組みを楽観的に捉えていました
彼らはその仕事を実際にしている人にインタビューしたり(エンタメ系だとできない場合がほとんどですが)
その仕事の負の側面を「夢なし先生」が言ったとしても、それに関する情報集めはしている描写がありませんでした
ただ一直線にそれだけを行い続けた 周囲の圧力に負けて一部は犯罪に手を染めたり
もし自分が物語の主人公だったら
今すでに20代社会人になった自分は高校生の時点で、彼らのような夢やりたい仕事の具体的イメージはもててませんでした
ただもし自分が彼らのように具体的な仕事、やりたい仕事があったらどうしただろうと考えると
まずは一般的企業で働きながら、並行してやりたいことに応募し続けた気がします
なぜそうするか
私は大学時代にダンスに取り組みましたが全くセンスの塊もありませんでした
高校生の時、自分より遥かに勉強ができる人に囲まれていました
私には自信がありませんでした
対してこの物語で夢を語る子たちは、挫折経験があるのだろうかが気になりました
挫折というとマイナス面ばかり目立ちますが、ある意味世界を現実を教えてくれる側面もあります
冷静になって調べれば、今であればネットで情報を得られます
楽観的なのは大事ですが、冷静さも忘れられません
漫画の世界テレビの世界は綺麗なところの切り貼りです リスクを理解した上で職業選択するのも重要だと再認識させられました
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