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市役所の恒例行事と目的

私たち市役所職員にとって、この年度末の時期はいつも落ち着かない。人事異動が発表されるのだ。自治体によって差はあるが、どこの自治体も発表はかなり遅く、3月末近くになって急に発表される。そのため、全職員がこの時期はソワソワしている。

この人事異動で、この先3~5年の職務内容が決まり、一緒に働く同僚も決まるし、上司も決まる。たぶん出世だって変わる。公務員の特性上、変わった人も一定数おり、また配属先によって職務内容や忙しさが全く違うため、名の通り『配属ガチャ』の様相を呈している。

人気の部署は比較的単純作業でかつ、休みやすく、残業時間が少ないことが多い。もちろん、自分がやりたいことや地域に貢献したいという職員も多くいるが、そういった人材や部署は割に合わなく、やりがいを持っていたとしても忙しさや変な人たちのしわ寄せで段々と削がれてしまうことも多くある。(有能な人ほど辞めていくのだ)

私自身も、今回異動対象となり、4月からは新しい部署で勤務することになっている。正直、前の部署からは心の底から異動したかったのでその点は満足しているが、(毎回のことだが)希望の部署ではなく、覚悟はしていたが、少々ナーバスになっている。しかも、7月に待望の次男が産まれる予定で、育休を半年から一年くらい取得したいと思っていた。新所属でいきなり半年以上消えるのはいくらメンタルが強いと言われている私でも引け目を感じている。悩む。

前置きが長くなり大変恐縮だが、育休期間などにこれから先のことをキチンと考えること、またかっこつけて言うと、自分の武器を見つけるためにこのノートということを新しく始めてみたということだ。漠然と考えていた、10年後に退職するという未来に向かって進んでいきたいと思っている。そのための珍道中を記録できればいいと思っている。その手法が投資なのか、副業なのか、はたまた全く違うものなのか、それを探っていきたい。


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