マガジンのカバー画像

ひきこもりが加速する記事

461
バーチャルSNS、clusterに関連する記事を無造作にまとめています。文化、技術、考察、VTuber等広範囲に網羅しているので是非よしなに。
運営しているクリエイター

2019年12月の記事一覧

バーチャル学会2019を開催して

この記事はバーチャル学会2019実行委員長のふぁるこが個人的な視点から学会を振り返ります. バーチャル学会の立ち上げ経緯と意義まず始めにバーチャル学会2019公式HPより挨拶を引用します. 近年,低価格なHMD(ヘッドマウントディスプレイ)の普及によりVR空間(コンピュータにより計算された3次元CG領域に一人称視点で没入できる空間)を介した遠隔コミュニケーションが実用レベルで展開されています.VR空間では人と人が関わり日々新しい価値が生まれています.いずれVR空間は現実世

私がひきこもり衆の前から消え去ろうと思っていた話

はじめに まず最初に、声を大にして言っておかねばならないことがあります。それは、この記事が非常に長いということです。そもそも長文は読みたくないというお方は、この時点でブラウザバックして頂いた方が無難です。長文でもかまわないというお方は、どうぞ読んでやってみて下さい。  現在私は、“ひきこもり衆”というグループに入れて頂いておりまして、そこで出会った方々との交流を楽しんでいます。ひきこもり衆の皆さんはとても素敵で、私にとってかけがえのない存在となっています。・・・そんな私が、

【clusterVR】clusterSDKで作った謎物体達の紹介

これはcluster Advent Calendar 2019 3日目の記事です みなさんclusterSDKを知っていますか? この記事を見ている人は大体clusterを知っていると思いますが、clusterSDKは知らない人もいるんじゃないでしょうか。 clusterSDKはアバターや会場をカスタマイズして、clusterにアップロードする機能をUnityに追加するプラグインです。(あってるよね?) で、私もアバターの調整用にclusterSDKを使っていましたが

ClusterWebトリガー編集ツールをサクッと作った

2022/5/7追記 こちらの記事はClusterSDKの未対応のため、現在の最新のClusterCreatorKitには対応してません。 Webトリガーを使用したい方はCluterCreatorKitに対応したわらびさんのCluster Trigger Toolを使用してください。 この記事はねおりん Advent Calendar 2019 の4日目の記事です。 さっそくですが、先週clusterからWebトリガー機能がリリースされました。 Webから会場内のトリガ

バーチャルで思い出の中に生きる体験(clusterアーカイブイベント終了にともない終了)

Clusterのアーカイブイベントは本日12/2 15:00でサービス終了となりました。 思い出に残しておきたいイベントが数多くあり可能な限りアーカイブイベント内で撮影してきたのですが、すべては撮りきれませんでしたね。 会場に入ったままであればある程度猶予があったのですが、だんだんアバターが見えなくなってきておかしくなっていき世界の消滅に近づいていくのを感じました・・・ 撮影のためにアーカイブイベントに長時間滞在していたことでこの空間への愛着がますます強くなりました。 こ

cluster SDK Layer 調査記録

この記事はclusterアドベントカレンダーの8日目の記事です。 今回はclusterに関する技術的な内容ということで、cluster SDKで利用可能なUnityのLayerに関する調査してみました。 cluster SDK Layer一覧 cluster SDKをインポートするとUnity Editor上に上記のようなLayerが作成されます。 Layer調査実際にどう表示されるか、会場をつくり調査しました。特定のLayerのみ描画するカメラ式ミラーを用意してそこ

VRとか演出とか

この記事は cluster Advent Calendar 2019 12日目の記事です。 クラスターでデザイナーをしているCOMです。 主にライブの演出制作を担当したりしています。 デジタルでの演出、とっても楽しいですね。現実では不可能だったりお金がかかりすぎたりすることが何でも出来ます。 とりわけHMDを介したVRは現実に身を置いて視界の一部にあるモニターを覗き込むのとは質が違う体験をすることができます。 私が普段作っているVRライブでも意図的に観客席を巻き込む演出

VRのスタートアップへ飛び込んで意識が変わった話

これは ねおりん Advent Calendar 201912日目の記事です。 こんにちは、クラスターのこんぱいるです。デザイナーとしてサービス設計からUI作成まで担当しています。 みなさんバーチャル楽しんでますか? 「自分が世界を変えてやるんだ!」と意気込んでクラスター株式会社に入社してから1年が経ちました。今回は私が改めて感じたスタートアップの意義と、clusterに対する印象が変わった話をしようと思います。 clusterについてclusterは音楽ライブやファ

clusterでベストショットを撮る技術

こんにちは。 Webエンジニアをやっていますclngnです。普段はJavaScript(TypeScript)やCSSを書くお仕事などをしています。 クラスター社には7月に入社したのですが、早いものでもう半年です。半年くらい経ったら転職ブログってやつでも書くか!と思っていたのですが、先に別の記事を書くことになりました。 この記事は cluster Advent Calendar 15日目の記事です。 私はカメラが好きで、リアルではよく写真を撮っています。前職では勉強会や

新しい世界で出会ったお姫様

cluster Advent Calendar 2019 16日目に投稿させていただきます!((φ(>ω<*) 私は技術的なことや文書を書くのはうまくないので、clusterの1ファンとして、大好きなくらすたーちゃんとの出会いと思い出を残していこうと思います。最近clusterを知ったよという方に今までのくらすたーちゃんの活動やイベントを少しでも紹介できれば嬉しいです! ・自己紹介はじめまして!私の名前はhkといいます。VRの世界にあこがれて、この世界に飛び込んで早1年

「引きこもりを加速する」から生まれた「サイバスフィアフローズ」

これはcluster Advent Calendar 2019 20日目の記事です。 2020/5/10追記:本noteの加筆版を執筆しました。 『「引きこもりを加速する」から生まれた「サイバスフィアフローズ」』加筆版 https://note.com/m_hayase256/n/n889cb55da8e0  最初に話の要点を書くと、クラスター社の掲げる「引きこもりを加速する」が私の書いた、先日投稿した「サイバスフィアフローズ」の作品の方向性を決めた、という話になります。

バーチャルで示した存在証明 THE BINARY「Synthetic Reality 0th VR」レポート

リアルで行われるライブと、バーチャル空間で行われるライブはよく比較される。今日本でバーチャルライブに1番適した存在はVTuberだろう。この文化が生まれた時、VTuberのライブはバーチャル空間が主流になると思っていた。しかし現状、VTuberの音楽ライブはリアルが主流になりつつある。 リアルライブの良さはなんだろうか。人と人が混在し、同調し、同じ空間の息を吸っては吐いて、目に見える映像をリアルタイムで共有する。もちろんそれは演者と客という間柄でも同じことが言えるだろう

clusterをやったら友達が増えた話

cluster Advent Calendar 2019 23日目 残りの唯一の一般人なんで屋です。 なんかclusterの大御所がラスト2日飾る前座のこの日は、cluster社員ぐらいしか入らないだろうなーと思ってこの日を選びました。(天邪鬼) なんもやってない人が何となくテキトーに書く箸休め的な内容が途中にあるのもいいかなって思い、よくわからん一般人が最後の変なところに参加していた方がほかの人も書きやすいのかなとか、自分では全く知る由もないことを考えて、ネタ的にこの日

Clusterを一年使って感じたこと

cluster Advent Calendar 2019 21日目に投稿させていただくH@¥U2U(葉柚子)です。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ 自分は技術者としての話はできませんが1ユーザーとしてCluster社のこと、そしてClusterのことについて1年ではありますが話していこうと思います。これを読んでもらって少しでもClusterへの熱量を感じ取ってもらえれば幸いです。m(__)m 自己紹介まず初めに軽く自己紹介をさせていただきます。私の名前は葉柚子といいます。なんか変な名前