ありのままを生きること〜ルチアのラスール物語〜
第10話 鬱からの卒業
2020年1月22日、医師からうつからの完全卒業を言い渡された。
長いトンネルからやっと抜け出せた瞬間だった。
病院を変わってから減薬を進めて1年半余り
同時進行で様々なセラピーや鍼灸など心と体のケアをしてきた。
そして、コネプラ、NVC、長期講座で沢山のワークを重ねて、癒しを続けてきた。
すべてのことが重なっての相乗効果で健やかさとエネルギーを取り戻した
忘れてはならないのが、毎朝のルーティーンであるデイリーコヒーランスだ。
初めた頃は、布団の中からだったのが、次第に起き上がり、家族の朝の支度も成長と共に時間が変わり、6時から6時半は自分のために時間へと自然とシフトしていった。
コミットするうちに環境が整っていったのも不思議なことだった。
『死んでるように起きたくない』
と心の底から叫びを上げた瞬間から、地鳴りを上げて大地が動くような大きな変化が私に起きていった。
その結果が、
『うつからの卒業』
となっていった。
医師からは
「薬をやめられる人はいる。職場復帰できる人もいる。だけど、みんな苦しそうなんだ。だけど、あなただけだよ、目をキラキラ輝かせて笑顔で診察室に入ってくるのは。一体、何が起こっているの?」
そう言われた。
まだ、その当時の私は、うまく説明することができなかった。
だけど、今なら言える。
・自分が治す。と決めること
・心からの共感(NVC)を受けること
・ハートの声を聞くこと
・コヒーランスを続けること
・自分を信じること
これが大きな鍵だったと思う。
うつから卒業したからといって、全てが解決したわけでも、癒しが完了したわけでもない。
むしろ、ここからが、本当の意味でのスタートだった。
そのことについては、またこれから綴っていくことになる。
うつを卒業したことを、デイリーコヒーランスで皆さんにシェアした時、
沢山の方から、お祝いのコメント、主催者のゆみさん、玄さんが目を潤ませながらお祝いしてくれたこと。くみくみが顔をくしゃくしゃにして泣いていたことを覚えている。
こんなにも沢山に人が私のことを気にかけてくれていることに正直驚いた。
両親は、うつであったことも良くなったことも知らない。それなのに・・・
今夜(8月28日)
この体験をシェアするお話し会を開催します。
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