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ACIM:3度目の365日ワークブックを終えた感想

 数日前「A Course in Miracles(奇跡のコース)」の3度目のワークを終了しました。昨年12月に開始し、目標としていた今年中にどうにか終了。

 よくやり切りました。

 ――と言いたいところですが、3度目ということもあってか、過去2回と比べて大変さはありませんでした。むしろ1日に1度は ACIM の教えに触れないとむずがゆいし、その状態が数日続くと、内に向いていた意識の基盤が無意識にちょびっとずつ外側にズレていく感じ。朝起きて簡単にでもその日のレッスンを心に刻んでおくと、精神的なことも含めて、物事がスムーズに運ぶようです。

 あくまでも個人用ですが、今回も忘れないうちに一つの区切りとして記録を残しておきたいと思います。


◆整理されて頭に入るようになった

 3度目のワーク全体を通して感じたことを一言で表すと、これです。

言っている内容が整理されて、頭に入ってくるようになった。

 あれほど困難で、何度も何度も読み返してようやく理解できたと思ったことも、実は全く理解できていなかったことに気づくという繰り返しだったのが、「うん、そうだよね」と当然のことのように整理されて頭に入ってくるようになりました。

 それは、今までのような「分かった!」の感覚ではなく、「そうじゃん、実はそうだったんじゃん。なぜこのことを信じず、疑っていたんだろう」という感覚です。

◆整理された知識は他の教えと結びつく

 一つの教えが整理されて収まると、他の教えと結び付いて一体化、拡大していきます。言い換えると、今日のレッスンが昨日のレッスンを強化し、明後日のレッスンが今日と昨日と先週のレッスンを強化するような感覚。

 今までは無秩序に押し込まれていた教えの一つひとつが、完璧なまとまりのある真実の断片として、そして同時に、すべてを内包する完全な教えとして現れるのです。

◆テキストやマニュアルが読みやすくなる

 たまに時間があるとテキストや教師のためのマニュアルを読むのですが、こちらに関しても以前よりもすんなり理解できるようになりました。

 「すでに知っていること」を分かりやすく、体系立てて詳述してくれていて、それは決して「理解できた!」と主張するものではなく、矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、理解することを目指すものでもありません。

◆4度目のワークは細部にこだわりたい

 4度目のワークを再開するにあたり、こう感じました。

ゆっくり、丁寧に、細部にも目を向けて。

 やる度に響く箇所が異なる ACIM。別に ACIM にこだわる気は全くないのですが、ただ、おそらく自分には合っているようです。

 今のところ止める気、無し。

 3年以上も何かを続けるって、自分の人生においてはかなり珍しい出来事です。「続けるのが苦手な自分」も、どうやら勝手に作り上げた幻想だったようです。

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