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ACIM#01.とりあえず『奇跡のコース』について書いてみることにした

こんにちは。るしあ昌です😊

この記事を開いていただき、誠にありがとうございます。こころから、感謝いたします。

noteを始めてまだ数日の初心者です。体裁やスタイルは置いておき、まずは「書く習慣」を身に着けることを目標に始めました。毎回、探り探り書いています。


が、飽きっぽい私が、遠くのほうからチラチラとこちらの様子を伺っている模様・・・。

「どうせなら、他のテーマでも書いてみたら?」

うん、そうね。

A Course in Miracles『奇跡のコース』

私が去年からほぼ毎日読んでいる"A Course in Miracles(ACIM)"について書きたいと思います。

 ◆A Course in Miracles(ACIM)とは

ACIMは1976年にアメリカで発売された書籍です。世界で20以上の言語に翻訳され、日本では「奇跡のコース」、「奇跡講座」、「奇跡の道」と言われています(ここでは、「奇跡のコース」に統一します)。

”A Course in Miracles is a universal, metaphysical, self-study program of spiritual psychology. Its goal is to awaken us to the truth of our oneness with God by removing the obstacles that block our awareness of love’s presence, which is our natural inheritance from God. (Foundation for Inner Peace)”

奇跡のコースとは、普遍的で形而上学的な、スピリチュアル心理学のセルフスタディ・プログラムです。その目的は、神からもたらされた愛の存在としての意識を妨げている障害を取り除くことで、私たちは神と一体化した存在であるという真実に目覚めることにあります。(Foundation for Inner Peaceより)

翻訳してみましたが、分かりづらくて、すみません。

奇跡のコースは、ニューヨーク・コロンビア大学の心理学者で無神論者だったヘレン・シャックマン(Helen Schucman) が、イエス・キリストと思われる内なる声を聞き、それを彼女が所属していた心理学部長のウィリアム・セットフォード(William Thetford)に伝えたことから始まります。このことから、キリストの導きにより作られたキリスト教の書と捉えることもできますが、宗教やカルトとは関係ありません。「普遍的」という言葉通り、宗教関係なく、だれでも活用できる内容になっています。

ただし、やはりキリスト教用語を多用しているのは否めません。よって、その教えに慣れていないと、多少読みにくいのは確かです。私も最初の頃は、何度も言葉の定義について調べました。少しずつ慣れてきた今は、「神」というワードを「宇宙」、「救済」を「目覚め・覚醒」と変換するなど、自分の理解しやすい言い方に変えて読んでいます(辞書の定義とは異なります)。

また、言語というのは不思議なもので、私の場合、日本語で読むとどうしても怪しいオカルトっぽく感じて抵抗感が生まれてしまうため、英語で読んでいます。そう、「宗教やカルトとは関係ない」と言われてもです。それが、英語だと丁度よい距離感が得られるのでしょうね。抵抗感がなくなります。また、言葉としても英語のほうがシンプルに、読みやすく書かれている気がしています。と、言いつつ、日本語版はしっかりと読んだことがありませんが・・・。


ちなみに、以下のリンクで、英語版の『奇跡のコース(ACIM)』を無料で読むことができます。

この本、ペーパーだととても分厚いです。一冊にまとめている英語版は、遠くから見るとサイズがでかめの広辞苑という印象。日本語版は二巻に分かれていますね。

それぞれ好みがあるでしょうが、私はいつでもどこでも持ち運べるKindle版を利用しています。これだと、お寺や神社に行った時も読めるので。

 

 ◆365日間のワーク

本の内容は「テキスト」、「学習者のためのワークブック」、「教師のためのマニュアル」の3つに分かれています。

前述通り、この本の目的は、

「私たちは本来『 愛 』の存在で、『 神と一体 』である」

ことを知ることにあります。これが、奇跡のコースの終着点。

では、「愛の存在であり、神と一体である」という悟りへは、どのようにしたらたどり着けるのでしょうか。

その道を実践的な方法で示しているのが、ワークブックです。毎日一つずつ、365日かけてワークを行います。一つ一つはシンプルなので、難しくはありません。ただ、その日のテーマを意識した一日を送ることになります。これを通して、自分が持つ見慣れた世界観から、「私たちは愛の存在で、神と一体である」という世界へシフトしていくことになります。一つ一つのワークが、悟りに向けた道しるべになっているといった感じです。この過程で、本のタイトル通り、「すべては『愛』であり、そして『奇跡』である」ことに気づくようになります。

365日と聞くと大変そうですが、意外に続けられます。ポイントは、意味が分からなくても、1日1テーマずつ、順番通りに進めていくこと。

「一歩一歩、きちんと理解しながら進めなければならない」という完璧主義な考え方は、継続を邪魔してしまいます。すべてを理解しながらやる必要はありません。今わからなくても、後でふと、腑に落ちる瞬間がやって来るからです。また、自分には「努力が足りないから」という、努力至上主義も継続を妨げる要因になります。もし数日できなかったとしても、前の内容を忘れても、特に気にせずそのまま進めていくことが重要です。

言い方を変えると、続けるのが難しい自分自身を客観的に観察し、その原因を知ることが大切です。自分はどのような気持ちになっているのか、何を考えているのか、何を期待しているのか。この作業すら、「神からもたらされた愛の存在としての意識を妨げている障害を取り除く」ことにつながります。

まあ、でも、そもそも自分で決めてやるワークです。したければすればいいし、やめたければ、やめればいいのです。誰に強制されているわけでもなく、自分で決めていけばいいのです。分からないし面倒くさいから、「やめよう」と思うのか、「それでも続けよう」と思うのかは、自分次第です。どんな結論を出しても、それがあなたにとっての最善の選択です。無理せず、楽にいきましょう。

ちなみに私は、今日で246日目です。残り、109日。すべてやり終えたら、また最初から繰り返す予定です。


 ◆『奇跡のコース』が好きな理由

ずばり、シンプルで実践的だからです。

すべての存在は愛である

私もあなたも、本来は「愛の光」です。実感しなくても、分からなくても、そうなんです。実感せず、分からないのは、そのことを忘れ、「本来の姿からかけ離れた状態で生きている」からだと奇跡のコースは訴えます。

この「本来の姿」を思い出す作業を、日々のワークを通して実践することができるのですから、理論だけの本とは違います。やってみて、違うと思ったら、やめればいいんです。

また、自分なりにいろいろなスピリチュアルの考えに触れてきましたが、結局はこの教えに尽きるなと思いました。そして、奇跡のコースに出会ってからは、外に答えを求めることはやめました。「神(宇宙)からもたらされた愛の存在であり、神と一体である私自身が、この人生におけるすべての答えを一番よく知っている」からです。


 ◆40-Day Program

明日2021年6月14日(月)より、リサ・ナトリ(Lisa Natoli)さんによる40-Day Programが始まります。これは、奇跡のコースをもとにした40日間のコースで、年に数回、無料で提供されています。奇跡のコースに関するプログラムを英語で受けてみたいという方にはおすすめです。

「すべての答えは、すでに自分自身の中にある」ということを学ぶ内容になっています。そう、答えを外に求める必要はありません。あなた自身が知っています。

興味のある方は、ぜひ。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今日という日が、あなたにとって素敵な一日になることを祈っています。

このご縁に感謝して。


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