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となりのトトロからこの世界のルールを読み解く

となりのトトロを初めて見た時、
物凄い惹かれるものがありました。
そして繰り返し見るたびに涙してました。
夫には「なんでそこまで毎回泣けるの?」
と呆れられてました。
自分でもその理由がわからないまま、
なんだか好きで、子供にも何度も見せて
いました。

今になってなぜここまで惹かれたのか
が少しわかったので書いてみようかと
思います。

結論から.....
この作品は、この世界の事実の定義
は何か?という事を私に教えてくれて
いたのではないかと。

作中でメイがトトロに会ったと、サツキ
やお父さんに言っても、それは事実と
は認定されない。
メイにとって「トトロが存在する」と
いうのは事実であっても、2人にとって
はメイの作り話でしか無い。
「トトロを見た」と1人が言っても、
証拠がないという時点で事実にはなら
ないのです。

でも、サツキがメイとトトロに会った
瞬間にそれが事実認定され、サツキも
メイの言っていた事が本当だったと納得
できた。(事実認定された)
ただしそれすらサツキとメイとトトロの
中での事実で、それ以外の人の中では
事実にはならない。
つまり、作品の中で「トトロ」の存在を
事実だと実感しているのは最後までサツキ
とメイだけという事。
この地球では、どれだけ自分1人で見たも
の感じたものが事実であったと言っても、
2人以上(複数人)で同じ現象を認識できな
ければ「事実」にならない。

そして、この作品が私に教えてくれてい
たのは、私が視えてる世界をいくら伝え
たとしても、それは他者からは「作り話」
と捉えられても仕方ないよと。
地球はそういうルールなので。
もがいていた私に魂レベルで伝えてくれ
ていたにも関わらず、私は受け取れてい
なかった。
そのくせメイを無意識に自分と重ね、
「嘘つきじゃない」というのを証明して
もらえて癒されてた。
あーあ。今思うと痛い人だわ。

そして今の私に対しても、いくら鑑定で
視えた世界をお客様に伝えたとしても、
お客様が否定したり、認識できず感じ
取れなければ結局その人の現実は変わら
ないんだよと教えてくれています。
いかにお客様に共通認識してもらえる様
に伝えられるかというのが今後の私の
課題になりそうです。

トトロから学んだ事を忘れないよう
これからもお客様と向き合っていき
たいと思います。



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