見出し画像

#49 ギックリ背中とはなんぞや?

皆さんは、ギックリ背中って
知っておられますか?
ギックリ腰は、耳にすることは
とても多いかと思います。

ギックリ背中は急に身体を捻ったり、
無理な体勢で重い物の持ち上げたり
することにより起こってしまします。

ギックリ背中は、ギックリ腰と似て、
突然発生してしまいます。

一般的なギックリ腰では、筋肉によるもの、
椎間関節によるものなどになりますが
ギックリ背中は主に筋肉の損傷に
よるものですので
肉離れに近い状態をいいます。

急に背中に激痛を感じて、
動くことができなかったり、
背中を刺されたような痛みが走り、
くしゃみやせき、息を吸うと
さらに痛む時はギックリ背中の
可能性が考えられます。

ギックリ背中の原因は
・急な動き
・肩甲骨の動きの悪さ
・身体の冷え
・筋肉の柔軟性低下
・筋肉の硬さ、コリ
・姿勢の悪さ(猫背など)
・運動不足
などが考えられます。

特にデスクワークの方は
注意が必要になってきます。

長時間に及ぶデスクワークや立ち仕事など、
同じ姿勢を長く続けている方は、
気づかぬうちに肩や背中の筋肉が
硬くなってしまいます。

また、運動不足や水分不足の影響も重なって
知らぬ間に筋肉がより硬くなってしまい、
不意な体動やくしゃみやせきによって
筋肉が引き伸ばされてしまい
ギックリ背中に襲われる可能性があります。

ギックリ背中は、肩甲骨と肩甲骨の間や
肩甲骨の下のほうの箇所で
起きることが多いため、
肩甲骨の可動性の確保や
自由度の向上が大切になってきます。

予防のためには背中の筋肉や肩甲骨を
動かしてあげることが大切になります。

まずはシンプルに肩甲骨を寄せたり
遠ざけたりする動きから始めてみましょう。

ギックリ腰に比べますと
ギックリ背中の頻度は
比較的少なかったりしますが、
もしギックリ背中になってしまったときは、
まず炎症を抑えることが最優先になります。

専門のところでみていただいたり、
時には冷やしたり、
消炎鎮痛剤を使用したりと
初期の対処が肝心となります。

その後は、筋肉の弾力性などを保つために、
ストレッチやエクササイズを
日々少しずつ行っていただくことが
何よりの近道になるかと思います。