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コメット☆彡
子どもの頃から夜空を眺めるのが好きだった。
高校大学受験で夜遅くまで勉強している時も、ラジオを聴きながらよく庭に寝そべって空を眺めていた。
夏は蚊に刺されまくったし、冬は凍えるように寒かった。
専門的な知識は全くない。
北斗七星くらいはわかるが、他の星座はほとんど知らない。
火星や金星、北極星の見分け方もわからない。
でも、ただ、なんか、好き。
今、ZTF C/2022 E3 とかいう彗星が5万年ぶりに地球に接近していて観測が可能らしい。
5万年前といえば地球はまだ鉄器時代で、ネアンデルタール人がいた頃なんだそうな。(聞いてもいまいちピンとこない・・)
それが見たくてここ数日毎晩夜空を眺めているが、連日曇っていて星ひとつ見えない。
昨日やっと晴れたので張り切って外に出てみたが、よく考えたら今カメラのレンズが壊れていて、夜空を撮るとノイズばかりで星が全く映らない。
おまけに月が明るすぎる・・・
肉眼では見づらい彗星らしいので、なんとか、レンズを通して見たかったのだが、今回は無理かもしれない。
2年前の夏。
ロックダウンで家に引きこもっていた時、ネオワイズ彗星がやって来て話題になった。
これがまた、キレイな尾っぽのある美しい彗星で、肉眼でも見えるほど明るかったので子どもたちと毎晩空を眺めた。
ネオワイズ彗星も、次地球に接近するのは6800年後とか。
貴重で儚く、なんとも切ない。
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