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早起きで自分を変える - 早起きのメリットと意外な方法 -


早起きしたい!と、意気込んで寝たのに起きれない。朝からだるくて仕事もつらい。

そんな毎日をどうにかしたいという声を身近で聞くことがよくあります。

現在、ほぼほぼ5時に起きている私ですが、昨年までは起きれないのが当たり前でした。
遅起きの日は、何も成し遂げていない自分を目の当たりにして自己嫌悪に陥っていたことを思い出します。

もし同じような方がいましたら、ぜひ試してみて欲しいことがあります。
これがどうしようもなくお寝坊だった私が早起きできるようになった、たった一つの解決法です。

早く寝なくていい、起きるだけ。

「起きるだけ」とても斬新なのですが、たったこれだけ。

もう見知った話ではありますが、過去の研究や本によると、睡眠は量(時間)より質が大事、というのが概ね共通している結論です。
その質を高めるためには日中太陽の光を浴び、睡眠ホルモン「メラトニン」の原料となるセロトニンを分泌させておくことが大事だそうです。

メラトニンには睡眠と覚醒のリズム(サーカディアンリズム)の調整作用があることから、セロトニン不足は寝不足につながるということですね。

また、セロトニンは怒りや不安などのマイナス感情を抑制する効果を持ちます。
もし日中、セロトニンを使い果たすほどのドロドロな感情に苛まれたとしたら、それも睡眠不足、ひいては遅起きの原因になりそうです。

と、文献から学ぶことは確かにありますが、それでも早起きできずに悩んでいる人はいなくならないわけです。
問題は兎にも角にも早く起きる方法。

目覚まし時計を手の届かないところに置くとか、スヌーズを3分起きに設定しているとか。運動もしているし、アロマも使って、夜はご飯まで控えてるのに…と、皆さんの苦労が目に浮かぶようです。
そんな努力も、今日でおしまいになればと思いつつ、ご提案させていただきます。

その名も、「起きるだけ」早起き法です。

新しい思い込みで自分を変える

なんですかそれ。

という反応が返ってきそうですが、しばしお付き合いください。

ここで皆さんにお聞きしたいことがあります。「早く起きれない」というのは、実はただの思い込みではありませんか?
そのように自分を決めつけていませんか?

その思考が現実を作っている。と、思ってみませんか。

人の行動は思い込みに強く影響を受けていると言われています。

一時、アファメーションが流行ったのをご存知の方もいるでしょうか。
ネガティブな思い込みや口癖を一旦OK(否定せず肯定)した上で、よりポジティブな言葉に変換。
そして理想の状態を現実にする方法です。以下はその例です。

「思い込み」→「現実」→「新しい思い込み」→「新しい現実」

●私は自信がない→自信がない自分→私は自信がある→自信がある自分へ
●私は本音をしゃべれない→本音を話さない自分→私は本音を話せる→本音が話せる自分へ

とてもシンプルに書きましたが、もちろん言葉だけ変えれば簡単に現実が変わるということではなく。
ここで大切なことは、決めた通りの行動を起こすことです。

ある日このことに気づいた私は、必要なのはとにかく「起きる」と決めて力技で目覚ましぴったりに起きることだと発見しました。

そして実行に移した結果、起きました。
4時に(なんとなく4時に設定しました)。

なんとあっけない解決だったことか。しかもその習慣は今も続いています。
休日はあえてだらだらしますが、それでも早起きの快適さが身に染みたため、長くは寝ていられなくなりました。

早起きの効能

「朝の過ごし方が1日の調子を決定する」と気づいたのは、早起きができるようになってからのことです。
新しくできた空白の時間は、瞑想や太陽礼拝、ジャーナリングで予祝をしたりしています。
それがさらに良い1日を支えてくれてもいます。

けれどこれは別に、1日なんのトラブルも起きないということではありません。
イレギュラーなことも当然起こりますし、ジタバタもします。

しかしそれも含めて「よかったな」と思えるようになるのです。

逆に朝の状態が悪いと、それだけでなんでもないことに目くじらを立ててしまいがち。
帰宅した時には雑念にほだされてもういっぱいいっぱい。

この差はものすごく大きいです。

もう一つのメリット

「決めて実行する」この変容のプロセスにはもう一つメリットがあります。
それは、自分との約束を果たすことで自己信頼が高まることです。

私たちは友達に約束を破られるとがっかりしますし、自分が人との約束を破ると罪悪感を伴うものです。
それと同じことが、実は自分とした約束でも起きているのです。

例えば「明日こそ6時に起きる!」と決めたのに、翌朝起きてみたら7時。昨日も残業だったし仕方ないか。今日も残業かな。嗚呼、今日も朝から疲れた…。と、こんな時は自分に対してがっかりしがち。

逆に、6時に起きれた朝。一日物事がスムーズに進んだとします。
すると、決めた通りにできた自分への評価がグッと上がり、また6時に起きよう、起きたらヨガもしてみよう、と新たな約束を自分と交わすこともできます。

つまり、自己評価を上げるのも下げるのも、実は自分と交わした約束との関係次第なのです。

そこでまずは、手の届きそうな約束を自分としてみることをおすすめします。
いただきます、ごちそうさまを欠かさない。毎朝鏡を綺麗にする。歯磨きの時は歯磨きに集中する。など。より良い自分にしてくれそうなことならなんでも大丈夫です。

毎日完璧にできなくても、約束を果たせるように行動を積み重ねていくことが大切です。

そしていずれ「私は変われる」という自分に対する期待感が増していき、ますます新しいことにチャレンジできる自分に気づくときがきます。

いまは何もうまくいかない気がしていても大丈夫です。
その分、のびしろがたくさんあるということですから。

未来が楽しみですね。

まとめ

今回は早起きを現実にする方法、そして自分との約束を守るメリットをお伝えしました。
日々の暮らし方は十人十色ですから、ぜひご自身のライフスタイルに合わせた理想を設定し、行動に移してみてくださいね。

良い一日を応援しています。

ライター:Sumie☆

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