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星読みコラム~冬至図を読み解く~【12月22日】

こんにちは。星読むヨガ講師の後藤ハルカです。

今回は12月22日に迎える冬至のホロスコープチャートを読み解き、
ここから春分までの3ヶ月間の流れ・テーマや星々からのメッセージをお伝えします。

ちなみに、私たちが雑誌などで見る12星座は、太陽星座の話です。
実は一人一人が、12星座すべてに関係していますし、太陽星座だけでなく月・水星・金星など、10個もの惑星が性格や人生のテーマに関わっています。

今回は個人の運勢ではなく、世の中の流れという形で読み解いていきますので、
自分の星座でない星座が出てきても、ご自身にどこか当てはまる部分があるかと思います。

ご自身の今の状況に当てはめながら、来年の方向性についてのヒントにしていただけたらと思います。

キーワードは「無理しないでね」

【キーワードは「無理しないでね」】
最初に、チャート全体の雰囲気を表すアセンダント星座を読み解いていきましょう。
今回アセンダントに位置する星座は、牡羊座。12星座の1番最初で火エレメントの星座になります。誕生や始まりのエネルギーを司ります。

この度数を読み解くと、「大風呂敷を広げる・ビックマウス」そんなシンボルが割り当てられています。
とはいえ、いきなり何か大きなことを宣言していく!というわけではなさそうです。

なぜなら周りの星々の配置から、癒しを必要としていたり、ゆっくり学んでいく感じがあるので、春分までの間に「ゆっくり大口をたたいていけるように進もう」みたいな、ちょっと慎重な感じです。キーワードは「無理しないでね。」です。

実は今年の春分図でも、アセンダント星座は同じ牡羊座でした。
今年3月ごろから、何か始めたことがあったり新しいチャレンジをされてきた方も多かったのではないでしょうか?この冬至でピークに達する、または終了し、また次の宇宙元旦(春分)へと繋がっていきます。

自分にしかできないオリジナリティーを探していくこともあったかもしれませんし、何か情熱やパワーを出していくということを頑張ってきた方もいるかもしれません。
何かしら戦いのような雰囲気を表していた春分図でしたが、今回の冬至のチャートも牡羊座のエネルギーが全体に流れています。

無理をしなければならない状況の中で、どうバランスをとる?

また、冬至図では無理をしてでも背伸びをしていくような流れがあります。
大変だけど成長につながるとどこかでわかっていて、今まで自分がいたコンフォートゾーンを抜け出し、限界を超えて何かに挑戦していくような…
新しい風の時代の本格的な移行に向けて、宇宙からあなたの成長が求められているのかもしれません。

ですが、限界を超えて無理をするようなやり方は、スムーズにはなかなかいかない理由があるようです。
というのも、何か自分の中には“反抗心”があるようなのです。自分自身を表す1ハウスに、物事を斜めから見る天王星がいます。

それはどこか「もう少し流れに任せて、のんびりでいいんじゃない?」とか「自分を信じてリラックスしていればいいんじゃない?」とか、そんなことをあなたの無意識は主張したがっているように見えるのです。

それがもしかしたら、周囲への反抗心として現れている場合もあるかもしれませんし、どこか無理をしているあなたに対して、
誰かが「本当にそれはあなたの喜びにつながっているの?」と問いかけてくれるといった形で教えてくれることもあるでしょう。そんなときはご自身と向き合うチャンスです。
無理をしすぎると極端な行動をとる可能性もあるので、注意していきましょう。

こんな緊張的な星の配置を緩和する位置に、理想や夢を表す海王星がいてくれています。「自分の主張に傾きすぎないで」と言うことをやさしく伝えてくれています。
だれもが無理をしているなかで、私だけが!と独りよがりにならないように、ゆっくりと
癒しの時間をとり、現実的にやっていくべきことと向き合うことが大切なのかもしれません。

さらに上手く流れに乗る方法としては、天王星(反抗心)と同じ1ハウスにある、
牡牛座木星(ポジティブさ、楽観性)のエネルギーを借りて主張をしてみることです。

「自分の資質(身体や能力)には限界があるので、自分のペースでできる範囲で活動しますね!」って、交渉していくのはいかがでしょうか。
月星座も「自分のペースを守りたいよ~」と思っているので、ケアしながら、上手く折り合いをつけてみましょう。

まあ、そこに10ハウス(仕事)の一番パワーある冥王星が、「すっごいチャンスなんだよ~?」ってプレッシャーかけてきているために、これまでのペースを守ることはかなり難しそうです。かといって無理をして体をこわしては元も子もないので、両立をできる限り目指して頂きたいと思います!

やぎ座の30度にある冥王星は、「秘密のビジネス会議」というシンボルなんですが、チャンスという意味があります。カリスマ冥王星的なチャンスが、多くの人に訪れているってすごいですよね。ぜひ乗っていって頂きたいです。今は多くの方が頑張り時なのかも。
だからこそ、本当の意味での優しさや思いやりがとても大切になります。(not自己犠牲)
自分のペースを作っていくために、一旦ペースを乱すことになっても自然の流れに任せるという運勢です。
具体的な目標やゴールを決めるように意識をする習慣を持ってみることで、モヤモヤやプレッシャーから解放されていくはずですよ。

そして今回の星の流れを表すMC度数は、「講義をする自然の学徒」というサビアンシンボルが当てられています。集団や組織にとって自然な形を模索していくというゴールになっていけるようですよ。

今回の冬至図の読み解きはこのような形になりました。
なにか、皆さんの心に届く言葉がひとつでもあったら嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

最後に

今年3月にうお座土星期が始まり、分野は個人個人違いますが、課題は「犠牲になるのをやめていくこと」。
うお座はすべての境界を曖昧にしてしまうので、とても共感力が高くやさしいのですが、何かのために自分を犠牲にしてしまい、苦しくなることもあります。
ですが今年、必要なもの以外をそぎ落としてくれる土星がうお座に入ったことで、「不要な犠牲はもうやめよう」と強く決心していく流れに入っています。
これはうお座以外の方であっても、パートナーシップや仕事などどこかの分野でそう感じられているところがあるのではないでしょうか。
次の星座に土星が移動するまでの約3年、コツコツと取り組むことで自分の軸を確立していくことができる期間です。

自分を大切にしたり、自分をまず満たしてあげることで
他人のことも大切にできると思うので、
わたしも今回のコラムを書きながら自分に戒めるような気持ちでした。

最後はいつも同じところに行きつきますが、自分の心や体を浄化して、
リラックスする時間を持つことで星の流れにうまく乗っていけると思います。
ぜひ年末年始はゆっくりと過ごし、新しい2024年の年を心地よくお迎えくださいね!

ライター:ハルカ


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