見出し画像

高齢者の栄養

老化防止や体力向上のために、運動しても結果に表れない。
疲れやすい、体力が持たない、筋力が落ちたと感じていませんか?

そんな人に聞き取りをしたところ、食事の内容に足りないものがある。あなたは栄養が足りていますか?
お聞きした皆さんが不足していたのはたんぱく質。

栄養をお金に例えるなら、体を維持するのが必要経費(生きるために必要な基礎代謝)。運動や活動になるのは預金。いくら運動しても体力が維持・向上できないのは、体を維持する必要経費の栄養を、運動に使ってしまっているから。栄養の収支決算が合わない。

つまり、体にとっての赤字。

たんぱく質が不足すると、高齢者は筋肉が衰えるなど「フレイル」(虚弱)という状態になりやすく、運動・認知機能が低下し、気力も衰えます。

アンチエイジング・老化防止をするためにはたんぱく質は大切です。

厚生労働省の推奨量は体重1㎏に付き、1g65歳以上では男性で「1日当たり60グラム」。女性で「同50グラム」とされています。
運動量が多い方は、多くとる必要があります。

生卵2つで16.5g、鶏もも肉100gで16.2gのたんぱく質になるので、自分に必要なたんぱく質の量を計算をしてみましょう。(後はご自分で確認して 脳トレ!)

体を作る栄養と、活動に必要な栄養が摂れているか?チェックしてみましょう。
計算したところ「そんなに食べられない~」と言う あなた、水分補給も兼ねて「プロテイン飲料」は如何ですか?
スーパーで乳製品の棚に並んでいる‟ザ〇ス”は不味くはないです。(はい、検索! 脳トレ~!)

ご自分の食生活を見直すのも、老化防止・アンチエイジングです。(必要なご自分のタンパク質量と食事内容の見直しは 脳トレです!)

注:筋肉量増加するぞ!とたんぱく質を過剰に摂取すると生活習慣病のリスクが高まりますので、ほどほどに…

以上
栄養士の資格を持っているケアマネさんと、立ち話をしていた時に出た課題でした。
やはり、多くの方と接するケアマネさんも実感しているとの事で、食生活や栄養の摂りかたを工夫することで、廃用症候群の予防、外出の機会が増えることにつながる流れができることが、一番だと言っていました。

タイトル画像は大根、ニンジン、キュウリのサラダ風甘酢漬けです。

他にも高齢者に関わる記事等をご紹介しています。
この記事に更に追加し、地域の講座で講師をした時の資料等をまとめた脳活講座も始めましたのでそちらへもお越しください。
お待ちしています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?