見出し画像

サバイバルフーズ

特別養護老人ホームでは、防災食を保存していますが、2~3年で入れ替えをします。その時期は毎年、9月1日頃になります。
防災訓練も兼ねて、その日は入居者さんと職員給食も防災食になります。
結構、美味しい。
入居者さんたちも、「ああ、防災の日ね。今の保存食は美味しい」と関東大震災に話題が移り、震災当時を思い起こしていました。
そこでいつも思うのは、サバイバルフーズ。

25年も長期保存ができる保存食がある。
それを知ったのは30年前。
購入時に保管した場所・環境が変わらなければ、その場所で25年間も保存がきく。本当なのかな?すごい!と、内容だけは知りました。
当時、ネットで検索しても出てこないまま。

初めて、本物を見たのは25年前。住宅公団の研究所に行った時の事でした。

研究所で、住宅の耐震性を調べるための起震装置に試乗するのが目的。
実際の家、工法もそのままの家一軒を起震装置の上に建て耐震性を測りますが、プログラムで、実際に起きた地震の揺れを再現でき、防災の日に活躍する起震車と違い、直下型の地震でも再現します。
体験したのは 、阪神淡路大震災
平成7年1月17日(火)5時46分の初期微動からの揺れ、そのものを体験しました。(この時の体験は後日、書こうと思います)

この体験の後に、耐震住宅や免震住宅の見学した中の一件にサバイバルフーズがテーブルの上に、ぽつんと載っていました。何の説明もなく、ただ一つだけ。made in USA.

その後、10年前まで検索しても出てきませんでした。
私の知っているのは一缶で60食。アメリカ製のものでしたが、今は国産の10食分があります。

凄いよね、25年の安心が買える。
知っていて損はないと思います。
ただし
これが役に立つ日が来ない事を願います。









この記事が参加している募集

みんなの防災ガイド

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?