自分で「私も母になったな」と思う瞬間【子育て】

昔から「母は強し」というが、自分でも「私も母になったな、強くなったな」と思う瞬間が度々ある。

例えば、昔は絶対に譲らなかったショートケーキのいちご。

今はすすんで子供たちにあげている。

夜に開催される飲み会なんて当然、滅多に行けないから、泣く泣く大半を断っているし、服は常に汚れるのでユニクロ以外で新しいものを買った記憶がない。

雨風が強くてもカッパを着て2人乗りベビーカーを押す(子供は雨カバーで快適)し、日々15kgと10kgの子供たちと、大量の荷物を持ち運んでいるので、ウデの筋肉は結構ついていると思う。

もちろんたまには自分のために楽しみたい!とは思うものの、それでも辛い気持ちより楽しい気持ちが優っている。

「母になったなぁ」と思う瞬間である。

しかし、それ以上に子供がいなかったら絶対にやらないことがある。

汚い話で申し訳ないが、度重なるゲロとうんちの処理である。

上の子は風邪をひくたびに吐く(最近はだいぶマシになったが)し、下の子はちょこちょことうんち漏れをする。その度に片付けて、汚れたものを洗って、など、子供が生まれる前は絶対にできなかった自信がある。

しかも先日は、お風呂に入っていた下の子が突然湯船でいきみ始めた。とっさに湯船から出し、洗い場で、素手でうんちを受け止め、すぐに脱衣所にあったティッシュでお尻を拭き、うんちはトイレに流した。ティッシュは流れないタイプだったので、うんちの臭わない袋に入れてゴミ箱へ。

素手でうんちを受け止めるなんて、昔は絶対に、絶対に、絶対にやらなかった。

もちろん「ただし、うちの子に限る」ではあるが、母になると強くなる。私も母になったな。と思った瞬間だった。

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