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自分探しってなんぞや?

自分探ししてる人

これ10年前までのわたしです。

20代実家暮らしのわたしが、
自分探しに出た30歳。

仕事もして、友達も彼もいて、
それなりに充実していたけど、
なんか違和感を感じてた。

それは、本当の自分がわからなかったから。

空気を読むのが得意というか、
周りの目が気になる人だったから、
その場所をみんなが楽しく過ごせるように、
なにか気を回していたような。

昔からの高校の友達とは、
好きなことして、楽しそうって言われる人に見られてたし、
大人になってからの仲の良い友達は年下だったので、
なぜか、しっかりものの姉御キャラみたいに見られてた。

言われたわけではないけど、
なぜか、その場その場で
自分の立ち位置みたいなのを変えていた(無意識に)

それに違和感があったのかもしれない。

気がついたら、本当の自分って何?って思うようになった。

それで、自分探しと海外生活をしたくて、
ワーホリでカナダに行った。

色々な経験もできたし、
自分と向き合う時間はたくさんあった。

でも、本当の自分は見つけられなかった。

なんで見つけられなかったのか。

今ならわかる。

それは、外側ばかりを見ていたから。

わたしは、自分の価値を相手を見て判断していた。


わたしといて、楽しそうなら、
わたしはここにいてもいいという判断をしていたせいで、
わたしも楽しんでいたけど、
それよりも周りの人が楽しむということに優先順位を置いていた。

そりゃ、本当の自分なんてわからないよねって、今となってはわかる。

その判断基準の根っこは、
小学生の時のいじめが原因かもしれないし、
幼少期に自分がおどけたりすることで、
両親が喜んでくれたりしたのかもしれない。

この、他人に価値を決めてもらっていることを、
痛感したのは32歳で鬱になったことがきっかけだったように思う。

だって、それまで、大きく人間関係で揉めることもなく、
人との付き合いは好きだったから、

その鬱になったのも、仕事環境が変わったり、
一人暮らしから、実家に帰ったりもあったけど、
10年ほど一緒にいた親友との関係が崩れたことが1番大きかった。

そのタイミングで、
一年位本当に最低限の人としか関係を持たない時期があった。

頭は働くのに、体はいうことを聞いてくれない。

その頃から、本当の自分探しが始まって、今に至る。

その経験から、わたしが感じたのは、
人間って、大抵は自分を守る防衛本能が働くため、
直接的にメンタルを傷つけられないように、
感度を鈍くしたりするのではないかと思った。

でも、その感度が鈍くなればなるほど、
本当の自分の声が聞こえなくなる。

だから、
わたしみたいな本当の自分ってなんだ?と思って、
自分探しを始める人も多いのかな?と感じる。

あの頃に比べれば自分と繋がれてる今でも、
外側の現実や人に意識がむけば、すぐに自分がぶれる。

だから、自分の気持ちに寄り添う内観を
していくことが大切だと思っています。

自分探しをしたいと思ったら、
とにかく、自分と対話して、何がしたいのか、
今どんな気持ちなのか、
大切な人にするように聞いてあげてください。

きっと、本当の自分を知る一歩になりますよ☺︎


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