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なんでも屋さんはダメなの?

こんにちは!るあなです。

今日は、フリーランスが「なんでも屋さん」「便利屋さん」になることについて考えてみたいと思います。


フリーランスになる際に、「得意・強み・好きなこと」を伸ばす方がいい!と言われました。

例えば、ラーメンを頼むなら、ファミレスのラーメンよりラーメン屋さんのラーメンを頼むでしょ?と。


うん。おっしゃる通りですね。
こだわりのラーメン食べたいです。


でも、私はカウンター席があるこだわりのラーメン屋さんに入りづらい時があります。だって、子連れだから。


お仕事の場合はどうでしょうか?

ホームページはWebデザイナーへ、ブログはライターへ、事務仕事はアシスタントへなど、それぞれ専門分野もあります。

けれど、事務もする・記事も書く・ホームページも作る・バナーも作るそんなマルチに活躍する人もいます。


なんでもできる人は、選ばれないのでしょうか?

もちろん、それぞれのスキルのレベルの高さも判断されるところでしょうが、全く選ばれないなんてことはないと思うのです。


会社や人によっては、今あるリソース=人材の中から「あれもできる?」と聞くことはよくあるシチュエーション。


あ。できますよ!

と言える存在は、意外と心強いと思います。


まぁでも、専門性がないと選ばれづらいことは確か。

だから、なに屋さんである!と言えるようにしておくことは大切なのかなとは思うのです。

こだわりのラーメン屋さんなのか。
子連れでも安心に食事ができるファミレスなのか。

専門性が突出していなくても、どんな人でどんなことをしているのかが分かればお仕事をしやすくなるのではないでしょうか?


なんでも屋さんデメリット


なんでも屋フリーランスになっても、なに屋さんか言えるといいよね?

と思ったわけですが、とりあえずなんでも屋さんのデメリットを考えてみたいと思います。


デメリット① 武器がない


なんでも屋さんは、マルチに活躍するのが武器。

そのマルチスキル全てが、一般人より高ければ問題ないかもしれません。


けれど、なんでも「とりあえず」そつなくこなす程度のスキルでは、これ!っといったスキルがなく、目立つものがありません。


その結果、戦いの場は新規参入したフリーランスの皆さんといつまでも同じになってしまうでしょう。

ということは、単価も低いままである可能性が高い🤔


デメリット② 収入が低いまま


単価が低いままお仕事を続けることになり、いつまでも収入アップが見込めません。

フリーランスの強みは、自分次第で収入が青天井なこと。

別に青天井にしなくたっていいのですが(精一杯の強がりw)

なんでも屋さんでは、収入アップの可能性が低くなることもあります。

報酬が低い仕事を受けることも多くなる。
たくさんの異なる仕事をすることで、業務効率化ができない。
それぞれの仕事に慣れない。

このような理由から収入が低いままといった状態が長引くことが予想されます。


デメリット③ やりがいが見出せない


なんでも屋さんに限った話ではないかもしれませんが。


自分の変わりはいるのよね?

と思ってしまうと、やりがいが感じられなくなるかもしれません。


常に誰かと案件獲得競争をしている状態。
報酬アップを願い出たら、即クビになりそうな恐怖。

あれ?子供たちに自分の仕事について胸を張って言えるだろうか?

必死に仕事をしているけれど、自分の働き方にやりがいや信念を見出せなくなるかもしれません。


なんでも屋さん メリット


デメリットありますね・・・

でも、メリットだってあると思うんです。


メリット① 頼りにしてもらえる


なんでも屋さんだからこそ、突然の困った!に対して柔軟に対応できます。

Aさん:ちょっと、インスタ更新したいんだけど、イラレ使える?
Bさん:できますよ!

普段は、ライターをしているBさんが気軽にお困りごとを解決してくれたたら、クライアントさんは新しくデザイナーさんを探す必要もなくなります。

なんでも屋さんは心強い存在になり、現代人のなんでもできるスマホのように手放しににくい存在になる可能性を秘めているのではないでしょうか?✨


メリット② 収入の柱が増える


もし、デザインのお仕事がなくなったら、デザイナーさんであればデザインのお仕事しか探せません。

もし、ライターがお仕事をなくしたら、記事執筆のお仕事だけを探すでしょう。

もし、事務のお仕事で本当に辛いことが起きた時、もう一度事務をするかどうか迷ってしまい、その間は立ち止まってしまいます。


でも、もし自分がデザインもライティグも事務もできるのなら、気分とチャレンジ次第では、お仕事の選択肢が広がり、収入の柱が増えるのではないでしょうか?


フリーランスは複数のクライアントさんがいると安心とよく言われます。

なぜなら、クライアントさんが1人・1企業だけの場合、案件の継続が突然終了した途端、その月の収入が途絶えてしまうからです。


デザイナーやライターなどの専門職でも、複数のクライアントを持ち、収入の荒波をおさえる対策をしています。

なんでも屋さんであれば、収入に対するリスクを軽減しながら、柔軟に仕事選びができます。

その結果、選択肢の幅が広がる・収入の柱が増えるチャンスも増えるメリットがあるのではないでしょうか?



選ばれるなんでも屋さんになるために


実際、私はライター業5割・インスタ業5割でお仕事しています。

これからは、オンラインアシスタント4割・ライター業4割・インスタ業2割くらいの配分でのお仕事になりそうです。


「あなたはなに屋さんなの?」

と言われ、自信をもって言える職業名がありません。


「いろいろしてます。」

というだけでは、きっと「ふーん」「へー」で終わってしまい、お仕事につながることはないかもしれません。


でも、「得意・強み・好き」で突出していなくても、選ばれる存在になりたいと思う欲があります。

私にお願いしたい!といってもらえる存在に成長したい!と思っています。


そこで、どうしたら「得意・強み・好き」が曖昧で、さらに仕事内容も多様化しているなんでも屋さんが選ばれるのか?

私になりに考えてみました。


対策① オンラインアシスタント!と名乗る


事務経験があって、ブログも書いて、インスタも更新するなら、いっそオンラインアシスタントを名乗ってしまった方がいいのかもしれない。と思いました。

事務職って本当にお仕事の内容はさまざま。

Twitterでお見かけするオンラインアシスタントのみなさまも実に多くの業務をこなしていらっしゃいました。

スケジュール調整
タスク管理
データ入力
インスタ更新
記事執筆
ホームページ更新

このほかにも、アシスタントさんの経歴やスキルに応じて、多種多様にご活躍されています。

さらに、オンラインアシスタントの知名度も数年前に比べてアップしているため、名乗りやすそう。


企業が事務作業を外注することも多く、企業が依頼したいこととその人のカラーがマッチすれば、なんでも屋さんであることの方が喜ばれそうな雰囲気です。


実際、アシスタントの面談時には「あれもこれもしてほしい。」と考えているけど、依頼する側もなにをお願いしたいのか、はっきりしていないご様子も見受けられました。


そんな時に、これとこれと、こんな経験があります!
となんでも屋さんをはっきすれば、とりあえずこの人に頼んでおけば大丈夫そう!と安心につながることもありそうです。

いろいろできる場合は、アシスタントや事務代行など「事務」に頼ってみるのもあり!?と思いました。


対策② ブランディング


自分の仕事は「〇〇な人を助けるお仕事!」というように、自分自身をブランディング化していくことも一つの方法ではないでしょうか?

例えば、私のよくいくイオンのスーパーで考えてみます。

あるときは、日々の食材を買いに食材が豊富なスーパーとして伺います。
あるときは、いつものお茶が買いたくてお茶屋さんとして伺います。
あるときは、贈答品を買いたくてギフト屋さんとして伺います。
あるときは、チュールを猫様に買いたくてペットショップとして伺います。

イオンのスーパーとしては、品揃えやお値段などが「売り」なのでしょうが、利用する私からみると、実にさまざまな目的で伺っているのです。


なんでも屋フリーランスも、クライアントのニーズによってはブランディングをすることで選ばれることにつながるのではないかと思います。

例えば、なんでも屋さんの経歴をピックアップしてみたり強調してみたり

ライター歴5年 上位記事多数の実績あり!
セールスライティングが得意!売上〇〇円に貢献!
事務歴10年 タイピングスピードには自信あり!(ちょっと弱いな)
フォロワー〇〇万人!インスタグラムならお任せ!

なんでも屋さんが解決する利用シーンを強調してみたり(ちょっと例えが思いつかなすぎた)

集客にお悩みなら!ブログとインスタで集客サポート
あなたのベストパートナーに!困ったことはお任せ!
忙しいあなたのスケジュール管理はアシスタントに依頼して!
SNS更新の時間がないあなたの代わりに!

といった具合に、自分自身をどんな人なのかブランディング化していくことで、なに屋さんというより、どんな人でどんな仕事しているのか相手にイメージしてもらいやすくなると思うのです。


ブランディングは、差別化する際にも必須!と言われますが、ブランディングができれば、自分を守る術にもなると思います。

必要以上になんでも依頼を受けすぎて、苦手なことまですることになったらミスの確率も上がります。クライアントの満足度も下がってしまいます。


でも、〇〇ができる人なんだな〜と思ってもらえることで、できない仕事を断りやすくなり、自分もクライアントさんもハッピーになれると思います。


対策③ 変幻自在になる


ライターのお仕事に応募する際は、ライターとして。

デザインのお仕事に応募する際は、デザイナーとして。

アシスタントのお仕事に応募する際は、アシスタントして。


選ばれやすい自分に変わっていくことも大切かなと思います。


やっぱり、フリーランスは専門性が武器となる業界だと思うのです。

そのため、ライターのお仕事に応募する際は、私はライターです!って名乗っちゃう方が選ばれやすいと思います。


ライターのお仕事に、「アシスタントもしてます!でもライターもしています!」と応募したら、他のも大勢いるプロライターさんの中から選ばれることは少ないのではないでしょうか?

(もちろん、アシスタントの経験を求めたライティング案件であればOKだけど。)


なんでも屋さんだからこそ、都度求められる状況に応じて変幻自在に自分のスキルや経歴を使いこなせれば、選ばれる確率もアップするはずです!(希望!!)


なんでも屋さんから選ばれるフリーランスへ

入口は、なんでも屋さんでもいいと思います。

自分ができることをベースになんでもやっていくうちに、色々な経験や考え、価値観が広がり、自分のお仕事が確立されていくと思います。


でも、魅せ方にも気を配ってみるといいかもしれない。と書いていて思いました。


なんでも屋さんです!よりも
〇〇ができます!(でもなんでもできます!)

というように、表のスキルをうまくみせることで、きっと選ばれる確率も高くなるのではないでしょうか?


自信を持って表のスキルを魅せるには、経験も必要です。

やりたいことや気になることには積極的に行動し、なんでもやってきた経験を誇りに、魅せ方を考えて、選ばれるフリーランスになれるよう日々お仕事をしていきたいと思います😊

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