最近、noteがうまく書けないけれど。
ハミガキ中の手が止まった。
あ、そうか。だからか。
最近noteが書けないのはそういうことか。
胸にストンと落ちた。喉が痛くて高熱のときに病院で「風邪ですね」と言われたときみたいな、不安がひとつなくなった感じがする。あぁよかった、しばらくしたらまた溢れるように書くことができそうだ。
3月・4月と、朝からスタートダッシュをきめて時計回りに1日を駆け抜ける、そんな日々が続いている。新しい業務、新しい組織。はじめましての上司、不安な表情の後輩。自然と張ってしまっているアンテナが、次々に新しい刺激を拾ってしまう。
神経システムを休めないと、心が持たない。
仕事が終わると、なるべく好きなことをするようにしている。ゲーム、YouTube、ネット麻雀。時間を忘れて没頭できる趣味をすることで、オンにしっぱなしだった仕事モードのスイッチをオフに切り替える。たまにうまく行かずに、夢でもExcelを使っていることがあるけど。
最近noteを書けていない理由は、時間のこともある。でも1番は、ぼくにとって文章を書くことは、スポーツをするみたいに自分の中のエネルギーを使って楽しむものだからだ。YouTubeを観るのとは違う。YouTubeでドラマや映画を観るのは、何にも考えずただ受けとって楽しんでいる。
一方で文章を書くときは、日常のできごとなんかを伝えたくて、それをどんなふうに書けばよりわかりやすく魅力的に伝わるかを考える。そこに楽しさとやりがいを感じるし、自分の内側にあるエネルギーを文章に込めて外へ放出している感覚がある。
だから今、たくさんの刺激を受けて稼働した神経システムを休めたい夜に、体重の乗った文章を書く作業がなかなか進まない。noteを開いて文章を書き始めても、以前のように自分の中から溢れ出てくる感覚がない。
でも今は、これでいいと思っている。
同じ頃にnoteで活動しはじめた人が、noteをお休みされることが増えている。その気持ちは少しわかる。「書かないと」と思い始めた途端に、文章を書くことがTO DOリストの中の一つになってしまう。たくさんのタスクを抱えている状態はしんどい。だからタスクを片付けるか、減らそうとする。そうしてnoteをお休みする人が増えていく。
ぼくは自分のペースで、ゆっくり続けていこうと思う。
最近買った白シャツの話しとか、同じ駅で降りて同じタイミングで地上に上がった人が、すぐ隣でラブソングを熱唱しはじめたこととか、書きたいことはいくつかある。
この文章も朝の電車の時間に、数日かけて書いたんだけど、そんなふうに毎日ちょこちょこ、書きたいことを少しずつ書いていって、納得のいく文章ができたら投稿する、そんな頻度で、その時々の自分の状態と向き合いながら、継続して書いていきたい。
さて、今夜もフルタのチョコレートをいただいて、のんびり過ごして眠りにつきます。
毎月引き落とし明細に「note 100円」という文字が3スクロール分くらい並んでいて震えます。サポートいただけると震えが少しおさまります。いただいたサポートは誰かの震えを止める為に使いたいと思います。いつもありがとうございます!