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六花亭お菓子紹介① 北海道に愛を叫ぶ

好きな事は?と聞かれると,「食べること」が大きく占める気がする。

私は六花亭が大好き。一昔前にほぼ日のインタビュー記事を読んでから、もっともっと大好きになった。その話はまたいつか。
ほんとこういう時、自分の語彙力のなさに悲しくなるのだけど…

コロナの影響で、予定していた北海道旅行、そして心の潤いとして楽しみに生きていた北海道物産展の機会を失い、灰のようになっていた私。

初めてお取り寄せをさせていただきました!わー!

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一つひとつを大切に味わい、感謝の気持ちを昇華するために…
そして、自分の語彙力・表現力を強化するために。

これから、数回に分けて愛するお菓子たちを勝手に紹介したいと思います。

まず第一弾は…

『この道は いつか来た道』

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サクサクのパイに、酸味の感じられるクリーム、そしてマルメロの果肉ゼリーがサンドされています。

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パイは記事が何重にも繊細に重ねられており、サクッとした触感でありながらすっと無くなる。バターの風味が後にふんわりと残ります。

クリームは、香り高い果実「マルメロ」のゼリーとアカシアはちみつを合わせたレモンチョコクリームだそう。(六花亭 商品の説明 参照)

しっかりとしたテクスチャですが、口に入れると軽い。バタークリームのような感触がありながらも、レモン果汁が入っていることもあってか酸味が感じられ、全く重くありません。一緒になっているマルメロのゼリーは、酸味と甘みが同居していて程よい存在感があります。紅玉リンゴの酸味を少し抑えたイメージかな…。ゼリーと言っても、果肉感があり、個人的にはドライフルーツと煮リンゴの間のような食感に思えました。

商品化の経緯

先代・小田豊四郎氏が、「良い食品をつくる会」で親交を深めた神戸の会社より、北斗市が特産品としてつくる果実「マルメロ」を紹介される。これを機に、香り高いマルメロの素材を生かした商品の開発に着手。
六花亭創業80周年記念として、平成25年に発売。

商品名の由来

北原白秋、山田耕作による童話「この道」の歌詞から引用。六花亭は以前より童話にちなんだお菓子を販売しており、そのシリーズの一つ。

六花亭は地元、十勝に根付いたおやつ菓子屋として、地域の歴史や独自の空気、童謡のように背景に物語性を感じさせる商品名を心がけているとのこと。

そういった「地元」「地域」を大切にしているところが、私にとっての六花亭の魅力のひとつでもあります。


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