【前編】登録支援機関「安住野」で開催!国際化促進インターンシップで初のオンラインwithベトナム調査!
国際化促進インターンシップとは何?
経済産業省が企業の国際化の促進を目的としているプログラムの事です。
当社では2022年から3年連続で海外の大学生のインターンシップの受入を行っています。
・2022年ベトナム(来日型)
・2023年インドネシア(来日型)
・2024年ベトナム(オンライン型)
今期はオンライン型を選択し、9月17日~1か月程ベトナム人大学生のクエンさんの受け入れを行いました。
➡今回のインターンシップのテーマはこの2点!
「ベトナムの大学生が求める就職のニーズ調査」
「ベトナムの高齢マーケットの市場や意識調査」
ーこの2点をテーマに選んだ理由は何?
日本では就職ニーズの変化により働き手が足りませんが、ベトナムでの就職ニーズはどうなっているのか気になっていました。日本では高齢化が更に進行する中、問題点は多く存在し解決策が未だ見いだせていない現状があります。ベトナムの高齢化の進行具合として過去の日本と同じような経緯を感じますが、ベトナムではどのように認識されているのか不明でした。そこで実際に高齢者施設がどれくらいあり、あるならどのようなニーズなのか知りたいと思ったからです。それとともに大学生との繋がりを構築していき、優秀な人材の獲得も視野に入れていきたいという思いもあります。
ー学生の日本への就職ニーズはどれくらい?
現在はベトナム国内の職業の選択肢が非常に増えてきており、給料も上昇傾向にあるIT企業での就職が人気です。日本で就職するなら飲食系が人気ですね。しかし調査すると福祉関係の職業への関心が低いという現実がありました。
ークエンさん自身は高齢化についての意識はある?
今まで意識していなかったせいか、まだ日本ほどは感じられないですね。
高齢化が進んでいるという実感は薄いようでした。
ーベトナムに高齢者施設は存在する?
調査してみると高齢者施設は存在していますが、施設自体は少数でかつ高所得者向けの高齢者施設という印象でした。また在宅介護が多いベトナムでは高齢者施設に行くことへの抵抗が大きいようです。
➡実際にオンライン型でのインターンシップを行い感じた事
オンライン型インターンシップだからこそ、日本人では把握しきれないベトナムの実際の介護現状を把握できました。
理由は、現地学生のクエンさんが実際に身の回りの方々にインタビュー出来た事が大きいと思います。近隣の介護施設を視察し実際の声を聞けるのは、ベトナム人目線であることが大切であると感じます。
➡次回オンライン型インターンシップをするにあたっての課題
ー良かった点は何でしょうか?
オンライン型でも十分に情報は得られました。また学生や大学との繋がりができ、そこから異文化理解へ繋がっていくという素敵な経験をしています。(自社でも過去のインターンシップを通じ、現在も交流を行っている学生さんが多いです)
また、実際に来日して日本をより知りたいと考えるきっかけになるとも予想されますね。
ー改善点はありますか?
画面越しになるため人間関係の構築が難しく感じました。やはり直接会いもっとコミュニケーションを取りたかったという思いは強くありますね。
という事で、、、
次回は11月13日からハノイに行き実際にクエンさんに会い、現地視察に行ってきます!!
(後編へ続く)
【後編】登録支援機関「安住野」から出発!
ベトナム人学生に現地へ会いに行きました!