多読英語始めてみた
洋画や海外コメディを見ているとよく分からないタイミングで笑いが起こる場面に遭遇する。日本人にはない外国人特有の感性なのか、和訳のニュアンスがおかしいのか、ってことで自分にはない感性を体験してみたいと思い英語習得をゆるーく目指している。
多読英語とは
その名の通り多くの英語を(先ずは)読む習得方法のこと。
この方法で肝心なのは3つ = 多読三原則
1. 辞書は引かない、捨てる
2. 分からないところは飛ばす
3. 自分に合わないと思ったら投げる
学習英語と大きく違うところは英語を英語のまま吸収させるため、最初は文字の少ない3歳児向けの絵本からスタートしていき徐々に英語のニュアンスに慣れさせていくところにある。
ステップアップの流れとしては、
絵本初級→絵本中級、児童向けアニメ→文庫本、アニメ、映画 のような感じで1日10分を3ヶ月続けた頃には文庫本が読めるようになっているという。
また多読英語ではアニメをシャドーイングすることで、リーディングだけでなくリスニングやスピーキングにも効果があるということが分かっているそうだ。
日本の英語学習では身に付かない
中学、高校6年間を通してみると、触れる英単語総数は多くても10万語。
(※I like sport. I like it.で6語と計算)
文庫本1冊は約10万語らしく、6年間かけて本1冊読んでいるため圧倒的に触れる量が少ないことを知った。また、英語学習は英語と日本語を1対1の関係で紐づけることが多く、言い回しに物凄く弱い。実際4歳児向け絵本を読んでいる中でも、単語は知っているけれど分からない表現があったり、「川」の表現をriver以外の単語を使っていたりして1対1の関係では到底ないことを感じた。
英語を英語で吸収し触れる量を増やさなければ身に付きにくいため、私は学習英語を辞めた。
始めて2週間の効果
多読英語を始めて2週間が経過した。英語を読んで日本語で理解することはできないが、英語のままなんとなく理解している風になった。私の嫌いな単語に「sometime」「thing」がある。これらを日本語に直すときにいつもどうしていいか分からなかったが、多読英語では”分からないところは飛ばす”ので何回か飛ばしているうちにやんわりとニュアンスを感じとることができるようになっていった。今は絵本やPeppa Pig(アニメ)のように簡単なものしか触れていないが、始めて2週間で英語の対する抵抗が少なくなったと感じる。やはり簡単なものから徐々に慣らしていくことで楽しさや親しみやすさが生まれたからではないかと思う。自分の好きな漫画や映画を英語版で観てみるといいと思う。それで分からなかったり楽しくなければ”投げればいい”。
続けるコツ
多読英語を続けるコツは"楽しむこと"。
楽しくなければ多読三原則を発動しよう。
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