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aiko『瞳』を聴いて

aikoさん(以下敬称略)の『瞳』という曲をご存知ですか。
中学の時からの友人と、昔よくaikoの曲を歌っていました。
大好きな歌手の1人です。

その友人がわたしの出産のお祝いをしてくれた時、『瞳』という曲の話をしていました。
わたしもその日、行きの電車で久しぶりに『瞳』を聴いていました。

通じ合ってるね!と昔のように盛り上がりました。

『瞳』という曲は、aikoが出産する友人に贈った曲と言われています。
aikoは恋愛の曲が多いですが、この曲は子どもに関する曲です。

改めて子どもを産んでからじっくり聴いてみました。
出産後には歌詞がより心に響きました。
aikoの『瞳』の歌詞について感じたことを書いていきたいと思います。

冒頭の歌詞
今頃がんばってるのか それとも新しい光が 青白い瞳に映ってるのか 間に合うように届けようと 遠慮がちに歌います "Happy birthday to you"

この部分で、出産の光景を思い出しました。
自分の出産はもちろんですが、これまで関わってきた出産シーンも思い出されます。

新しい光が青白い瞳に映るというのは、赤ちゃんが初めて見る光のことかなぁと思いました。
暗い産道から頑張って、頭の骨を変形させながら出てくる。
その先に、ママのいる明るい世界がある。

この2行でお産を表すとは、さすがaiko!です。
さらに、間に合うように届けようと遠慮がちに歌う、という歌詞には、生まれることや産むことへの尊い気持ちが感じられます。

2番のサビ
瞳に捉えた光が眩しい日は静かにそっと目を閉じて
昔を紐解いてみればいい確かなあの日
小さな手のひらに無限の愛を強く握って笑った
あなたがいるから大丈夫

こちらのサビは、赤ちゃんが大きくなった時のことですね。
あの日とは、新しい光をみた日、誕生の時かなぁと思います。
ママやパパの愛情を一心にうけて、親の指を手のひらで握った時のことだと思います。

親にとっても忘れられない日ですね。

最後のサビ
健やかに育ったあなたの真っ白なうなじに
いつぞや誰かがキスをする
そしていつかは必ず訪れる
胸を体を頭を心をもがれるような
別れの日も来る
そんな時にもきっと愛する人がそばにいるでしょう

ママがいなくなっても、愛する人がそばにいますように。
正直産んだばかりの自分には、そんな時が来ることをまだ想像できません。

幸せになってね、大丈夫だから安心してね。
おまじないのように願います。


これらはわたしの解釈なので、もしかしたら本来の意味と違う部分があるかもしれません。
素敵な曲なのでぜひ聴いていただきたいです😊

読んでいただきありがとうございました。

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