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作曲力を磨く方法(イメージを具体化する力を磨く)

以前に「作曲はイメージです」と書きました。

ただイメージといっても、それを具体化する方法を身につけないとなかなか曲を仕上げるというところまではいかないものです。
おそらく作曲を始めたばかりの多くの方がここでつまづくんじゃないでしょうか?
今回は、私が行なっているいくつかの方法の中の一つを書いてみたいと思います。

それは、CDなどの音源を聴いて、どうやって弾いているか予想するというものです。
いわゆる耳コピに近いものかも知れませんが、耳コピで、楽譜を作成するまでの完成度はなくてもいいと思います。もちろん、そこまで、できるに越したことはないですが。

ギターを弾けるようになっても、フレーズを作れない

ギターを始めて、バンドスコアなどをみて、与えられたTAB譜などを見れば、それなりに弾けるようになってきましたが、自分でそのフレーズを発想して、作るというのは、全く別の脳みそを使うというのがわかってきました。
弾くことができても、作ることができない。
弾くことは、ある程度の量を練習すれば、なんとかなりそうな気がしたんですが、かっこいい曲を作るのは、そんな風には思えませんでした。

課題克服のために取り組んだこと

私は、BLANKEY JET CITYに憧れていて、いつかあんな風になるには、自分でカッコいい曲や、フレーズを作れなくちゃそのレベルには、いけないと思っていました。
だから、いきなり一曲は無理でも、CDなどの音源などのギターを聴いて、そのイメージをギターで表現できるようにならなきゃ!と、思い、それから、ちょっとしたフレーズなどでも、それを楽譜を見ずに、自分で予想して、ギターで、再現してみるようにしました。
例えば、6弦を使ったコードなのか、パワーコードなのか? 単音のソロなのか? 複数音なのか?など、ここは、こんな感じで弾いているだろうということをおおよそでもいいので、予測できるようにする。
そういうトレーニングというか、練習を、繰り返すようになっていました。

バンドスコア・ライブ映像で答え合わせ

そして、どうしてもわからない時や、ある程度、多分こうだろうというところまで来た時に、ライブ映像や、バンドスコアを見て答え合わせをする。
やっぱり、そうだ!と思うこともあれば、全然ちゃうやん!となることもあるけど、そういう風に弾いているのか!という発見を繰り返していきました。

トレーニングの成果

そうしていくうちに、なんとなくバンドのギターなどを聴くと、こんな感じで弾いているんだろうなぁとか、その予想が当たる確率、精度がどんどん上がってきました。
それが、イメージが湧いた時に、こういう風に弾けば、再現できるという表現力を磨くことに繋がっていきます。
そうすると、イメージが湧けば、表現できる力がつくので、作曲のスピードも上がると思うんです。
単に、作曲に役立つだけでなく、他の人のフレーズを作るセンスに感動するようになったり、発想力に驚いたり、音楽を聴く楽しみも増えました。

最後に

今回は、『CDなどの音源を聴いて、どうやって弾いているか予想する』という方法を紹介しましたが、他にも私が試行錯誤してきた中で、見つけた方法はまだまだあります。
ただ、振り返ってみると、この練習方法が一番効果的だったように思います。
作曲の際などの参考になれば嬉しいですね。

うっちーの作曲遊び部屋

このYouTubeチャンネルでは、私が作った作品のデモ音源などをUPしてます。
他人に見せる向けでなくて、自分が気ままに作ったりしているので、1フレーズだけのものなど、作曲のおもちゃ箱みたいになってますが、よければ、訪れてみてください。





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