作曲はイメージ。
私が、バンドを始めた頃は、既存の曲を演奏するという、いわゆるコピーバンドでした。でも、ライブを重ねていくうちに”オリジナル曲”の必要性を感じました。
それから試行錯誤して、作曲ができるようになったのですが、音楽理論などがあまり理解できてなくて、他の人から色々指摘を受けるたびに、振り回されていました。
もちろん、それとは関係なくもっと作曲の腕を上げたいという欲もあり、それから、たくさんの音楽理論の本をたくさん読んだりして勉強していたんですが、いつの間にか、苦しいだけになっていました。
それから、一周回って、作曲はイメージだと思うようになりました。
作曲と聞くと、ごく一部の才能がある人しかできないものだと思われると思いますが、極端な話、ふと思いついたメロディーを口ずさむだけでも、それは作曲にあたると思います。
例えば、今とても楽しいという気持ちを、メロディーで口ずさんでくださいという課題が与えられて、なんらからのフレーズが出れば、それは作曲だと思います。
音楽理論が必要ないわけではないですが、作曲の源は、イメージであって、音楽理論というのは、イメージを具現化するためのツールだと思います。
そういえば、最近、私が大変影響を受けたミュージシャンの浅井健一さんのラジオでこんな場面がありました。
視聴者さんからの質問で、
というのがあり、その回答として、
と話してるのを聞いて、感動しました。
自分が思っていたことは、間違いじゃないというか、背中を押してもらえたような、思っていたことを言語化してもらえたような気がしました。
作曲は、イメージ。
色々深く音楽を追求していたりすると、迷子になることは、しょっちゅうあるので、"迷ったら原点"なんて言葉もあるように、そこが、やっぱり原点だと思います。
じゃあ、イメージがあれば、作曲ができるのか?というと、それは難しいと考えます。
例えば、昨日あった出来事を、英語しか通じない方に話す時、話す内容のイメージがあっても、英語で表現できないと、伝わりません。ある程度の表現力は、もちろん必要です。
しかし、技術や、音楽理論に溺れていき、苦しんでいた私が、もう一度、原点に戻ったのは、「作曲はイメージだ」ということでした。
英語が堪能でも、伝えたい内容・イメージがないと宝の持ち腐れです。
ところで、私が、その表現力をどのように磨いたか?
色々試行錯誤した中で、どのような方法が、良かったのかは、いずれ、また別の機会にお話しできればと思います。
うっちーの創作遊び部屋
このYouTubeチャンネルでは、私が作った作品のデモ音源などをあげてます。
他人に見せる向けでなくて、自分が気ままに作ったりしているので、1フレーズだけのものなど、作曲のおもちゃ箱みたいになってますが、よければ、訪れてみてください。
おまけ
私の好きな曲の中から気まぐれで一曲あげてます。
よければ聴いてみて下さい😃
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