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理想と現実の間


「国際交流パーティ」があるんだけど来る?
と誘われた。

最近は早寝早起きの健康的な生活をしており、お酒も飲まないし、
”飲み会”もここ3,4ヶ月は参加してなかったんじゃないかと思う。

そんな私だったが、誘ってくれた女性がめちゃくちゃパワフルで素敵な女性だったので、
直感的に「これは参加しよう」と思い「いきます!」とひとつ返事をした。

開始時間は20時から。仕事がガッツリある日だったが調整した。
今までの私だったら、「仕事があるので行けません」と断っていただろう。

10-15人くらいが集まる飲み会。
知り合いは、参加してくれた女性のみ。

勇気のある選択だったと我ながら思う。
それでも参加を決断したのは、一種の「引き寄せ」を感じたからだった。

今年中に「独立して働いてる人たちと繋がる」「フリーランスで生きてる人たち・会社員じゃない人たちの知り合いをつくる」ということを目標としてノートに書いたばかりだった。

これを書いたら人生のメンターから「3名紹介したい人がいる」とのことで縁を繋げてもらったり、
また別のコミュニティの先輩から「エネルギーの高い人たちが集まる会に行くんだけど、席が1つ余っているから来る?」と誘われたり、
こう書き出してみると、「私が望んだもの」を宇宙が私に与えてくれているなとしみじみと感じる。

なんてありがたいことなんだろう。

というように、流れが来ていたので今回の国際交流パーティにも1人で乗り込んできた。

誘ってくれた女性は、私が通っているサロンのマネージャーさんで、実は初回カウンセリングの時の1回しか会って話したことがないように思う。「私の顔と名前をそもそも覚えているかな?」と半分不安に思いながらバーに入ったら、想像以上のテンションで大歓迎してくれた。

彼女が声をかけた”彼女の友達たち”も続々と到着した。
どの方も初対面にもかかわらず、本当に素敵で優しい人たちだった。

主催者の彼女も本当に盛り上げ上手で、誰かが1人でポツンとしないように上手く場を回してくれていた。
他の参加者も、誰かが会話に入れてないと、スムーズに話を振ったりと、気遣いのできる人たちばかりだった。

私は実は大人数は得意じゃない。そんな私でも心から楽しいと思える時間だった。

参加者たちは、予想通りみんな生き生きしていて、私の知らない世界を生きてる人も多かった。
会社を辞めて独立して360日中300日を趣味に過ごす方、これから3拠点生活を始める方、ビジネスを展開してる方。

「本当にそういう世界ってあるんだ!」「3拠点生活って初めて聞いた!」という感じだった。

まさに私が出会いたかった人たちだった。会社員の方ももちろんいたが、みな幸せそうで人当たりも良く素敵な方達だった。

私は家が遠いので途中で退出したのだが、その時も主催者の女性が「みんなみのりんが帰るよ!Thank you みのりんー!」みたいな風にみんなに声をかけてみんなに笑顔で見送られながら退出した。人の注目を浴びるのは得意じゃなくて、ひっそり帰るつもりだったのだが、あのメンバーに見送られたのは心地よかったし、嬉しかった。

エネルギーの高い人たちだったなぁ。最高だったなぁと思いながら家に帰った。

翌日。

「会社に行きたくない。」「なんで意味のわからない会議に参加しなきゃいけないんだ」
「なぜ私は会社員なんだ」「せめてリモート勤務がしたいのだがPCがパソコンだ行かなきゃ・・・」
「いやーこれは久々に行きたくないな。まじでいやだな」

と朝からこんな感情が湧いてきた。

「もう全休しちゃうか?でもお客さんに迷惑かかるなどうしよう」
と悶々と悩んだ末に出した決断は「半休とろう。好きなあのカフェに行こう」だった。

お客さんとの面談自体は嫌いじゃない。それに対して「嫌だな」とは思わなかった。
「会社に行く」ことに拒否反応的なものを感じたのだった。

会議などを全てキャンセルし前半休を取り、カフェで昨日の余韻に浸り、ビジネスの構想を練って少しスッキリした後に、
夕方から会社へ向かった。
電車の中では座れたものの「嫌だなぁ。はぁ」という気持ちがずっと心の中にあった。

エネルギー的に考えると、昨日のポジティブエネルギー・良い意味で強いエネルギーを浴びたからこそ
”会社”というエネルギーへの拒否反応が起きてるのではないかとスピリチュアル好きな私は思っていた。

「会社に行きたくない、サボろうかな。休もうかな」というあの重ーい感情は、
入社以来ほぼ感じたことがなかった。久々に感じた心からのSOS。

心を優先してよかった。

私は、会社員を辞める。
自分の上司は自分。自分の人生は自分で舵取りをする。
改めてそう決断できる出来事だった。


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