今日はバルコニーでのんびり朝日を浴びれた☺️
〜始まる暴力〜 前回はこちら つづき 今でも「死ね」と書かれた小物が ポロッと出てくる 胸がズキっと痛くなる そのうちに物を投げる行為から 私を部屋から出すまいとしてるうちに 叩くようになった 最初はまだ加減をしていた 私は叩かれると強く押しのけ たまには抵抗する私の手がケンタの体に 強く当たることもあった そうなると彼はもう逆上した めちゃくちゃに私の体を 拳で殴りつけた とにかく力も強く体も大きい 書き表せないほどとても痛かった たまらず逃げようと階段をあが
苛立ちの爆発 前回はこちら つづき その喚きの間にも 祖父が助けに入るのだが 段々と邪険にするようになった 教えようと一緒に教科書も開くのだが もちろんそんなことしてては宿題も進まず 苛立ちはおさまらない 私とケンタの部屋は別なのだが 私の部屋に来て ベッドの上に宿題を広げ ここでやるとゴネるようになった 自分の空間でそう言うことをされるのが 私はすごく嫌で嫌で 毎日がそんな生活なのに 布団の上まで汚されて発狂しそうだった いや、発狂していた でもただ同じ空間にい
甘え?赤ちゃん返り? 前回はこちら つづき 「これ教えて」 宿題を出してくるようになったが 中学3年の勉強など全くわからない 友達が先生に聞けないのか聞くと 「やだ」という 分からないから ちゃんとわかる人に聞かないと 間違った覚え方するからと 先生に聞くようにお願いした 塾も勧めた 何度かそれで過ごしていたが 段々と要望がおかしくなる 「これ教えて」 「宿題お前がやれ」 「お前が書け」 「それは書くな先生にバレたら怒られる」 ———字でバレると思うけど 「バレな
中学生活 前回はコチラ つづき 中学生活が始まり 私の心配とは裏腹に 何事もなく中学生活は過ぎていった 心配だった部活も もうキャプテンにはならなかったが続けた 相変わらず何回か他の子たちが ケンタを避けているように思う場面もあったが 本人と話していても特に問題なく みんな仲良くやっているようだったので 私は口も出さなかった 休日に遊ぶ子も段々と部活の子ではなくなった そんなことさえ私はハラハラしていた 相当小心者である でも学校から呼び出されることも 注意を受け
〜次々と出される警報〜 前回はこちら つづき 家にかえってから 私はケンタに何も言わなかった 卒業式も近く6年生は引退となる なんとなく普段の生活で 友達と仲良くすること 嫌でも嫌と言えないことがあるとか そんなことをテレビの話題に合わせて 強調するようにしていた とりあえずそれ以降は目立った 意地悪はしていないようだった そして卒業式を迎えた 数日後に担任だった先生から電話が来た なんだろう? またケンタがなんかしたのかな でも卒業したのにと思いながら 電
またイジメ 前回はコチラ↓ つづき ケンタはキャプテンになり みんなに指示を出さなくてはいけない それが多くなるうちに 速やかに行動しない部員たちにも イラついていたようだ これやってーということが のんびりな部員たちが多く 早くやれよ!と声を荒げることも あったそうだ そしてイジられキャラのトモキくんは 皆と遊んだり家に来たりもしてたし 本気のイジメではなかったものの その鈍くささを小ばかにされていたそうだ ケンタがやっていたことはもっと上で 例えば部活に行く前
またもや事件 前回はコチラ↓ つづき そうこう私が悶絶しているうちに 小学校4年生にはなりバスケ部に入った スポーツ観戦のおかげか ルールもかじっていたし 何年もプロを見てきたので イメージが付きやすかったのか めきめきと上達した 部活に没頭する毎日 きびしめのコーチで 練習量がハンパなかった 放課後部活、土日も部活 休みは週1回平日のみ きちんとRestが取れていないからか ケガをする子が多く 父母会や子供たちから不満があったが コーチをしてくれる貴重な人材だっ
雨はもうあがった☂️☁️ 台風はどっかいったかなー?
~ 一瞬の癒し ~ 前回はコチラ つづき 甘いと言われるかもしれないが その葛藤と癇癪と普段の楽しさと 頭はパンクしそうだった とある日に友人に言われた 軽く発達障害のある子のママだ 「KOKOはがんばってるよ」 「子供のすべてが親のせいではない」 私はこれを聞いてワンワンと泣いた 親にも前の旦那にも子供にも 同僚にも多くの友人にも 分かってもらえなかったことを 受け入れてもらったような気持ちになった すごく心が晴れた 誰かに受け入れてもらえるというのは こん
親の問題~未熟な大人~ 前回はコチラ つづき 私に問題がなかったのか? いや、あるのだ ありすぎて分からない 「抱きしめてあげてください」 「愛情を示してください」 全部で何十...百にはなるかもしれない 記事やネット投稿や育児本を読んで 必ず出てくる言葉 もちろん試したが そういうことをすると毎度嫌がった 実は私もされるのが嫌いな子だったので 分かるというか 母親の事を信用できなくて嫌いなので そういう表現に嘘くささと嫌悪感を持っている ケンタも同じなのだろう
思春期の暴力~序章~ 前回はコチラ つづき 小さいことを気にするなと言っても 本人の気持ちは変わらないものだ それが分かってはいるが どう寄り添えばいいのかわからなかった あの子は この時どんな気持ちだったのだろうか ひたすらネットを探しても 相談をしても解決策がなく 様子を見る、つまり放っとくしかなかった 子供をもつ同僚や友人には 同じような子を持つ人はおらず ほとんどのママたちは まだもっと小さな子たちのママだったし ちらっと言ったとしても 「大変だね~」 「
思春期の暴力~序章~ 前回はこちら つづきより そんなこんなで小学校入学となる みんなバラバラの小学校だったので 離れ離れになることに 抵抗はないようだった お友達と遊ぶ時間が少なかったからか お友達と遊ぶのが楽しそうだった お隣に住む1歳上の男の子(タロウくん)に いつも遊んでもらっていた 家では週末おでかけの回数は減ったが 月に1、2回はどこかへ出かけた 職場の人の勧めもあり スポーツ観戦もするようになっていた 学校へは行きたすぎて お友達と遊びたすぎて 6: