未熟な大人/子供の暴力⑩

中学生活

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つづき

中学生活が始まり
私の心配とは裏腹に
何事もなく中学生活は過ぎていった

心配だった部活も
もうキャプテンにはならなかったが続けた
相変わらず何回か他の子たちが
ケンタを避けているように思う場面もあったが
本人と話していても特に問題なく
みんな仲良くやっているようだったので
私は口も出さなかった

休日に遊ぶ子も段々と部活の子ではなくなった
そんなことさえ私はハラハラしていた
相当小心者である

でも学校から呼び出されることも
注意を受けることもなかった

中学３年生となり部活も引退となった

10月くらいからゲームに夢中になり
インターネットのゲームなので
持っていたタブレットの容量では足らず
よくフリーズしたり
タイミングが遅くて思うように操作されず
苛立っては壁を殴ったり
叫んだりするようになった

「ゲームするなとは言わないけど
　静かにできないのか」
と注意するのもしょっちゅうだった

高校を選ぶにも
志望校と学力が合わず
どんどんとレベルを下げるうちに
本人もどうしたらいいかわからない
そんな感じだった

高校の見学会に行くも
帰るとパンフレットは粉々に
細かくちぎられていたり
理由を聞いても答えないし
全く意味がわからない日々だった

ようやく志望校を絞り
受験勉強…とはならなかった
宿題を適当にやり過ごすが
コロナが段々と本格化してきて
学校が休みになったりするので
受験も加えていつもより何倍も宿題が多くなった

だんだんとそこから変な行動にで始めた

つづく