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「誠実で真摯な姿勢」の分野で一番活躍している人の紹介!

こんにちは!恋愛マーケターの古川です。

今回は、自信が持てないという人にこそ読んでほしい内容です。

自信が持てないというのは、誰しもが多かれ少なかれ感じていることだと思いますが、真面目な人であればあるほど、自分の汚い面に罪悪感を覚え、それに押しつぶされそうになっている様に思います。

世の中、綺麗ごとで生きていくのは大変。

皆が子供の時に一度は描いた、理想とする王道を進もうとすればするほど、進む道は辛く険しい茨道に変わります。

それが辛すぎて、あるいは無理だと諦めて、それまでの自分の矜持を手放した瞬間、罪悪感と後悔と共に、フッと心が軽くなる。

それがある意味、大人になる、という事なのだと私は思います。

私自身、そういう経験を何度もしてきましたし、今振り返っても、そのことを後悔してはいません。

清濁併せ飲む、という言葉の通り、濁った部分も含むから、人間的な面白味が出るのだと思っているからです。

だが、しかし、だからこそ、苦悩しながらも世のため人のためと努力している人を見ると、素直にカッコいいなと思ってしまいます。

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冒頭で書いた通り、真面目な人ほど罪悪感に苛まれる。

論文を読んだわけではないけれど、経験上、間違ってはいないと思う。

そして、罪悪感を感じれば感じるほど、理想の自分とのギャップに苦しみ、自信を失ってしまう。

「こんな自分じゃ駄目だ」
「自分の言ってることは綺麗ごとじゃないか?」
「もっと頑張らないと。。。」

そう考えれば考えるほど、今の自分のことが嫌いになり、泥沼に嵌る。

そして、いつか諦める。

もし、諦めずに粘り続けるのだとしたら、その人は本当に凄い人なのだと、私は思います。


今年の4月、新卒が2名、新しくメンバーに加わり、1名が同じチームに配属されました。

その子のことは、ウチにインターンをしに来ていたから知ってはいましたが、最初の印象は「普通」で「自信がなさそう」。

自己主張や、自意識、あるいはキャラが強いメンバーの中にあって、心配になるくらい。

普通じゃないのは、イケメン+お洒落なことくらい(心底羨ましい)。

ウチの会社は、大手ほど制度がしっかりしているわけではなく、自分でやって、自分で身に着ける、というスタンスが根付いている(最近は改善されてきましたが)。

合う人は合うし、合わない人は合わない。
いわゆるベンチャー企業です。

当然、人の出入りもあります。

私が入ってから1年半、私より後に色んな人が入社し、そして去っていきました。

その人達は全員中途でしたので、新卒の場合はまた違いますが、しかし、そのような環境の中、彼が果たしてやっていけるのか、というのは、正直なところ疑問でした。


そして、5月も終わりに差し掛かり、彼が入社してから丸2カ月になろうという今現在、私は、自分の人の目を見る力のなさを痛感しています。

入社したてだから、ミスはする。
仕事に慣れてないから、時間もかかる。
仕事のクオリティも、先輩社員に比べれば劣る。

それでも、リモートワークで質問し辛い環境の中、先輩(主に私)からの分かりにくい指示にも最終的には応え、顧客とチームの役に立とうとする「誠実さ」と「粘り強さ」には舌を巻くばかりです。

私自身が3カ月かけて習得したことを、「とにかくやってみて」と、ポイっと仕事を渡しても、分からないなりに頑張って、それなりの成果物を上げてきたり、力不足を痛感して土日も自己研鑽に励んだり。

そして何より彼は、「より多くの、困っている人の救いとなる存在になりたい」というほどの純粋さを持っています。

それは茨道だと、皆一度は思ってどこかで諦める道だと、そう思いつつも、今の姿を見ていると、本当にそうなる可能性があるのではと思わされることがあります。

恐らく、真面目で自分に自信がない人は、そういう純粋な想いを少なからず持っているのではないかと、私は思います。

そしてそういう人は、同じように苦悩し、前に進もうとしてる私の後輩、藤井良太をぜひ知ってほしい。

彼と先日話をしていて、こいつ、ほんとに真面目だな!すごいな!と心の底から思わされました。

そんな、彼との会話を以下に記しましたので、ぜひ、読んでみてください。

人生の教訓は祖母とウルトラマンコスモスから学んだ

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古川:「ありきたりな質問だけど、良太君って、将来どうなりたいとかあるの?」

良太:「うーん、あると言えばあるんですが、凄くふわっとしてます」

古川:「え?なになに?ふわっとでいいから教えてよ!」

良太:「えっと、ほんとにふわっとですよ。なんかこう、困っている人の支えになりたいんですよね」

古川:「((ほんとふわっとだな。。。)) ふーん、何でそう思うようになったの?」

良太:「僕、小さい頃からずっと祖父母に育てられたんですけど、祖母から『人に迷惑をかけない生き方をしなさい』ってずっと言われてて、それが凄く根付いてるんですよね」

古川:「人に迷惑をかけないっていっても、何もしないってのも、人に迷惑をかけないって考えるケースもあるよね」

良太:「そうですね。なので、小さい頃はそれで受け身になってました」

古川:「あー、そうなったんだ」

良太:「はい。でもそれから、それだけじゃ駄目だって、人のためになりたいって思ったきっかけがあったんですよね。それが、ウルトラマンだったんです」

古川:「ウルトラマン好きだったんだ」

良太:「はい。特に、ウルトラマンコスモスっていうのがあって、それに強く影響されました」

古川:「俺、ウルトラマン詳しくないんだけど、そんなに良かったの?」

良太:「そうですねー。コスモスは怪獣を倒すんじゃなくて、和解して仲間にするんですよ。テーマが『共存』で」

古川:「へー、そんなのあるんだ!」

良太:「そうなんです。それを観た時に、相手を倒すより、相手のことを理解して、協力し合う関係になるっていいなって思って、それが今でも僕の価値観に根付いてるんです。幼稚な理由ですけど」

古川:「考え方の根底なんて、大抵幼稚なことじゃない?」

良太:「ですね (笑)。だから、人の嫌がることとかは絶対にやらないようにしてたんですけど、それが原因で、いじめられてた時期もありました」

古川:「そうなん!?」

良太:「はい。いつも誰かが標的になって、気づいたらその番が自分に回ってきてたって感じでした」

古川:「きつかった?」

良太:「きつかったですよ。その時の経験があるから、辛そうな人の雰囲気を感じ取りやすいんですよね。部活でも、辛くて辞めたがってる人とかすぐに分かりました」

古川:「それで、どうしたの?」

良太:「そういう人には、積極的に話を聞きに行くようにしてました。辞めさせないようにするとか、諭すとかじゃなくて、ただ話を聞くだけですけど。そういう時って、聞いてもらうだけで楽になるじゃないですか。自分が同じ想いをしたことがあったので、少しでも楽になってほしいって思って」

古川:「でも、そういうことできる人ってなかなかいないと思う。。。」

良太:「どうですかね。でも、良い人とは思われたくないんですよ。僕基準ですけど、良い人と思われないで良いことしてるのが、本当の良い人みたいな」

古川:「あー、なんか分かるかも」

良太:「だから高校の時とか、周りにバレないように、登下校時に通学路のゴミ拾いしてました。火ばさみを自転車に乗せて、ゴミを見つけたら拾うみたいな」

古川:「え?!ゴミ拾いするために自分の火ばさみ用意したの?!」

良太:「はい (笑)」

古川:「凄っ!!!!wwww」

優しさだけでは人助けはできない

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古川:「でもさ、こう言ったらなんだけど、優しさだけでは救えないケースって多いよね。ボランティア活動だって金が要るわけだし。権力とか財力とか、そういうのって大事だよね。」

良太:「そうなんですよ!それは割と早い段階で気づいてて」

古川:「ウチに来たのもそういう理由?」

良太:「そうなんです。人助けならNPO法人とかに入るっていう選択もあると思うんですけど、自分はまず稼ぐ力をつけないと、本当に大切な時に守れないなって思って」

古川:「そうだったんだ。ちなみに、意地悪な質問するけど、稼ぐって意味なら、めっちゃ勉強して医者や弁護士になるとか、東大行くとか、そういう手もあると思うんだけど、それは目指さなかったの?」

良太:「そう!そこなんですよ!そういうのもできたはずなのに、自分はその努力をしなかったのが、自分の言っていることに対していまひとつ自信が持てない原因になってるんです」

古川:「うん、わかる!俺もそう (笑)」

古川:「ちなみに、起業するって手もあるよね。良太君は起業志向ではないの?」

良太:「それもあるかもしれませんが、どうしてもってほど強い想いは今のところないですね。ただ、力をつけたいとはめちゃくちゃ思います!」

古川:「ガッツあるもんね。ウチ以外のインターンでも、飛び込みの訪問営業やってたんでしょ?」

良太:「ガッツというか、幼い時についた『諦め癖』を克服したいんですよね。『貴方には無理』って言われることが多くて、それで諦めちゃうことが多かったんですけど、苦手なことにチャレンジすることでそれを克服しようって思ったから、やってたんです」

古川:「ああ、だから今の仕事も頑張ってるんだ!」

良太:「ですねー!色々新しいことばかりで大変ですけど、頑張ってできるようになりたいって気持ちは強いです!」

目指すは本当の理解者=真のカウンセラー

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古川:「じゃあ結局、良太君はどんな人になりたいのかな?正義の味方?」

良太:「正義の味方って感じじゃなくて、誰に対しても寄り添える理解者になりたいですね」

古川:「職業でいうとカウンセラーみたいなイメージ?」

良太:「あ、それが近いですね!カウンセラーになりたいというより、そんな形で人の役に立てたらなと思います!」

古川:「それはめっちゃ大変!」

良太:「ですね!だから、いろんな人の気持ちが分かるよう、いろんな経験をして、自分を高めていきたいと思ってます!」

まとめ

つらつらと、実際の会話をそのまま書いただけの文にお付き合いいただきありがとうございます。

話した内容を纏める、という手もあったのですが、会話の内容をそのまま書いた方が、彼の想いが表現できるんじゃないかと思い、そのまま書きました。

私自身、彼みたいな人は応援したいなと思いますし、そういう人が本記事を読んで元気づいてくれたら嬉しいです。

もし、直接話してみたいという方がいらっしゃれば、コメント欄に書き込んでいただければ、セッティングさせていただきます。

また、この記事を読んで共感して下さった方は、「スキ」を押していただけると嬉しいです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!


▼藤井良太の自己紹介noteはこちら

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