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ニュースつぶやき:「ヱビスビール、恵比寿での醸造を再開す」

 サッポロビールが主力ブランド「ヱビスビール」の醸造を、恵比寿で再開する話。


 日本のビール四天王の一角を担う、ヱビスビール。(わたくし調べ)

 かつて都心の恵比寿で醸造されていたヱビスビールが、製造能力や物流事情、環境面での問題から千葉県に工場を移して早35年……

 装いも新たに、ヱビスビールが帰ってきましたわ!

 恵比寿は、ヱビスビールが醸造されていたからつけられた地名ですの。恵比寿で醸造されていたからヱビスビールなのではありませんわ。それほどゆかりの深い恵比寿の地に、YEBISU BREWERY TOKYOと銘打ち、新しい施設が誕生しました。新施設では醸造はもちろん、ミュージアムやバーも併設されているので、ヱビスビールの歴史と味わいを存分に楽しむことができそうです。もちろん、ここで大量生産するわけではないのでしょうけども、ランドマーク的な意味合いでも復活するのは、喜ばしいことですわ!

 ヱビスビールの誕生は、明治20(1887)年、東京や横浜の中小資本家が集まり、日本一のビールをつくろう!と、「日本麦酒醸造会社」を設立したところから始まります。目標は、本格的なドイツビール。醸造用機械、麦芽、ホップなどの原材料、醸造技師もドイツから招き入れ、3年後の1890年、ヱビスビールは誕生しました。ドイツにならい、水と、大麦と、ホップのみの「ビール純粋令」にしたがってつくられたヱビスビールの味わいは、濃厚なコクがあり、しっかりとした苦味、それでいてまろやかな飲み口と、国産ビールの中でも最高峰のひとつに数えられます。マイスターに注いでもらった泡のなめらかさといったら……!

 併設されているバー(タップルーム)では、通年でヱビス∞と、ヱビス∞ブラックを提供する他、期間限定や数量限定の多彩なヱビスビールを提供するとか。これは全制覇するまでやめられませんわねー!ヱビス・インフィニティ!




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