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社会人再開初日、わたし流・人間関係構築の第一歩!

 脚いたい……目がしょぼんぬ……

 どうも、ストゼロを愛する私です。

 昨日から社会人としてお仕事再開しました!拘束9時間、実働8時間のフルタイムで働くってこんなにきつかったんですね!週5のフルで働いているみなさまがどれだけ偉業をなしているのかがよくわかりました!というより私も半年くらい前まではそうやって働いていたんですけどね!

 とある施設のオープニングスタッフとしてスタートしたんですけれども、いやーまー職場も人もバタバタしてて頭も体も追いついていきません。病人がまずはおもゆ→おかゆ→ごはんという回復食の順番をたどらなければならないのにいきなりとんかつを食べたような感じ、もしくはけが人がまずは松葉杖で歩く訓練をしなければならないのにいきなりフルマラソンをやらされたような感じとでも言いますか。早くも逃げ出したい気分です。

 いっしょに働くことになる同僚は、半数が私と同年代か年下の女の子、半数が私のお母さんくらいの女性たちです。上司の方たちは男性。これからこの中で自分の役割というか、ポジションを探っていくことになります。
 役割やポジションといっても、職務でいうところのそれではなく、人間関係の、という意味です。安心して働くためには、円滑な人間関係が必須になりますからね。前の職場では敵対グループが発生してしまったので、注意しなければ!


・自己紹介で情報収集

 まずはメンバーの人となりを少しでもいいから把握して、その人がどんな属性なのか、ざっくりふたつに分けることから始めました!以前なにかの記事で読んだ、面接官や人事担当の人がやるという「論理タイプ」「情緒タイプ」の分け方です。
 うまいことに研修のときに自己紹介の時間がありました。ひとりにつき2分という短い時間でしたが、その短い時間内でしゃべるための文章の組み立て能力や、話の展開のしかた、時間配分の感覚などが少しわかりました。人生経験を積んだ方のほうが整然と話すのかと思っていたら、あまり年の差は関係がない感じで、これは個人的な資質が強く左右するのかな?と思いました。ちなみに私はみんなのお話をじっくり聴いて参考にしてから順番最後の方で話すという、こざかしい手を使いました!残り物には福がある!


・お昼の雑談タイムで観察

 お昼休みに手近な人たちといっしょにごはんを食べるときでも、みんながどんな話題をどんな形でおしゃべりするのか観察します。ここで見るのは「能動的」「受動的」かです。
 これは年代の差が顕著に出ました。やっぱり私のお母さんくらいの年代の方たちはほとんどがすごい勢いで自分からしゃべります。それに対して私と同じかそれ以下の年代の子たちは、半分くらいがおずおずといった調子です。まだ10代で、これが初バイトだという子もいたので、緊張しているのでしょうね。そんな子たちの緊張をほぐすように、もう半分が積極的に話しかけます。私は若い子たちのお姉さん的年代ですが、積極的に話してくれる他のお姉さんがいるなら、無理に口をはさみません。聞き役。らくちん!


・自分のタイプと相性の良さそうな人を見つける

 私は自分が「論理的」な「受動タイプ」だと思っています。頭の中で考えを組み立ててからしゃべるタイプで、しかも自分から話し始めたりすることはあまりありません。
 この組み合わせと相性が良いのは、過去の職場人間関係や交友関係からすると「能動的」な「論理タイプ」です。この手のタイプは頭の中で考えていることを口に出してくれることが多いのでわかりやすくて、追従するにせよ、カバーするにせよ、とても楽なんです。
 逆に苦手なのは「受動的」な「情緒タイプ」なのですが、実はそういうタイプはパッと見ではあまりわかりません。自分から話すことが少ないからです。大事な引き継ぎをするときとか、重要な話をするときとかにようやく判別できたりします。
 幸いなことに、同年代の女の子たちは能動的論理タイプの人が数人いて、あとは私と同じ受動的論理タイプの人、という感じでした。これは性格というよりも、オープニングスタッフということでかなり慎重になっているということが大きいのかもしれません。
 逆にお母さん世代は能動的情緒タイプの人が多い印象でした。いわゆるおしゃべりなおばさんたちですね!


・みんなを引っ張っていく人を見定める

 なんとなくカテゴリ分けができて、自分と相性の良さそうな人がわかったら、自分の目的を再確認します。私の目的は目立たずに過ごすことです。目立つと好意にしろ敵意にしろ、いろいろなものを向けられますからね。なので、こいつは使えるやつだ、とも、使えないやつだ、とも思われないことが大事です(もちろん、組織でどんなふうに振る舞うかは人によります)。

 ここからは完全に自己流です。

 まず、自分と相性のいい能動的論理タイプの人の中からリーダー格になりえる人に目星をつけます。リーダー格とは?なんでも自分が、自分が、と前に出たがる人ではありません。それはただの目立ちたがり、自己顕示欲のかたまりです。そうではなく、成長する意欲があり、その意欲が周りに波及している人を見定めます。それが、みんなを引っ張っていく人、リーダーの素質を持つ人です。
 あとは、その人とつかず離れずの距離感を保って、かつその人とは別のアプローチのしかたでお仕事のやりかたを考えていれば、「ふだんはリーダーに追従、いざという時には別視点からカバー」する、ひかえめなそこそこのやつのポジションできあがり!のはず!
 前の職場では、ある意味で目立ってしまって、敵を少なからず作ってしまいましたからね。親身になってくれる味方もその分多かったですけど。

・とはいえ手さぐり

 以上のことは、これから試すことなので、上手くいくかはまだわかりません。トライ&エラーを繰り返して、同じようなエラーを起こさないようにする!他人のエラーからも学ぶ!


 きっと職場の人間関係で悩んでいらっしゃる方、多いと思います。私と同じように、女性が多数を占める職場ならなおさら。
 前職で不毛な対立の渦中にいた私は、ひとつ学びました。
 他人を変えることなどそうそうできない、と。
 そして他人のために自分をむりして変えるのはあまりよくない、と。
 そんな私が現在たどりついているのが、今回書き出した内容です。自分をも客観的に分析して、どこの立ち位置にいるのが最も楽なのかだいたいのアタリをつけ、そこにうまく収まるようにふるまう、ということです。

 ある程度の人数を抱える組織なら、みんながみんな仲良しなどということはありえないと思います。組織の全員に好かれようとするのは不可能ではないでしょうか。
 そして合わない人たちとむりして仕事をすると、必ずどこかにひずみが出ます。そのひずみが出る場所は、従業員のメンタルだったり、作業の効率だったり、仕事の成果だったりするのです。ちぐはぐな人間関係は、時としてぞっとするような結果をもたらしてしまいます。おせんべいにホイップクリームをデコレーションしてもケーキにはならないのといっしょです。そんな商品が売れるとは思えませんし、おせんべいもホイップクリームも、自分の力や特徴を活かしてくれないお店には身を置きたくないでしょう。人間関係がいやで離職率が増加する背景には、こういったものがあるのも一因だと思います。
 であるのなら、初期段階から棲み分けをするのが適しているのではないでしょうか。性格タイプ別に棲み分け、編成されたチームの方が、良いパフォーマンスを見せると考えます。
 これらは人事などのお仕事かもしれませんが、それが頼れない(大勢のバイトの内のひとりで入ったなど)場合は、自分で人事のまねごとをするしかありません。


 さて、これから私は自分の思い描くポジションにすっぽり収まって、快適なお仕事をすることができるのでしょうか?試みの成果は、おりを見てアップしていきますね。


 それでは、失われた体力を探しに、夢の世界に旅立ちます!

 おやすみなさーい

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