見出し画像

ニュースつぶやき:「ビュッフェで注意 高齢男性「割り込むな」…専門家「ルールないが配慮して」

 本格的に秋の気配がしてきましたわ。でもまだハロウィン商品は視界に入れません!


 ごきげんいかがでしょうか、引き続きお嬢様月間のわたくしです。



 どうやらご高齢の男性が、個人的な謎ルールに従わない方を叱責したご様子ですわね。



 ガチの割り込みならともかく、空いているところがあれば、そこにササッと行ってササッと取ってくれば、密にも列にもならずにみんなハッピーではありませんこと?

 こういうケース、展覧会ではよく目にしますわ。実際に『アンタ!ここ並んでるのよ!』と、高齢女性に非難されたこともあります。
 展覧会では、特に主催側から指定がない限り、並んで観るという規則はありません。空いているところから観る、というのが普通です。しかし、かなりの頻度でみなさん列を作ります。誰言うともなくです。中には、それがなんなのかわからないのに、列だからとりあえず並ぶという方までいらっしゃいます。
 みんなが並んでいるから自分も並ぶ、というのは、並ばなければ他の人から白い目で見られるのではないかという、日本人に根強い横並び意識から来ているのでしょうか。

 けれども、作品を鑑賞する時間などそれこそ人によって千差万別。さっと観て次に行く方もいれば、ゆっくりじっくり見たいという方もいます。そこでその人を抜かしたら、『並んでるのよ!』と言われる……うーん、理不尽。

 バリエーションとして、自ら距離をおいて作品鑑賞しておきながら、前を通ると『横切るな!』と怒鳴る方もいらっしゃいます。たしかに離れた所から全体を観たいというお気持ちはわかりますけれども、ここはあなたのお家ではありませんし、この作品はあなたのものではありません。ゆずりあって観る、ということができない方は、人の多い展覧会には向かないと思いますの。

 展覧会に行く目的は、作者と対話するためであって、謎のマイルールを押し付けてくる輩の相手をするためではありませんわ。並んで観たいならお好きに、ただし人さまにそのルールを強要しませんように!
 

 お昼休み終わり!
 今日はなかなかスローな感じの日ですわねー

サポートしていただくと私の取材頻度が上がり、行動範囲が広がります!より多彩で精度の高いクリエイションができるようになります!