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義務感ゼロ!地域コミュニティが自然に温まる方法とは?/第4回コミュニティファブリック

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こんにちは!泉北のまちと暮らしを考える財団の宝楽です。
今回は総会時期で1週間お休みしてすみません・・・

「コミュニティ・ファブリック」は、
わたしたち財団の活動報告型まちづくりに携わるあなたのためのマガジンです。
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地域住民と共に地域を盛り上げたい方に、
広場・団地・居場所・自治会に関する豊富な経験と知識を提供します。
あなたの地域での活動をサポートし、新しい拠点での挑戦を後押しします。

●今回のテーマは「義務感ゼロ!地域コミュニティが自然に温まる方法とは?」です!

変化のポイントは4つあります。
①活動の意味を「体験で共有」し、ハロウィン避難訓練などで顔の見える関係を作ります。②楽しい体験から自然に対話が生まれ、③内発的な動機づけにより再び参加する意欲が高まります。④これにより主体的な参加機会が増え、コミュニティが活性化します。強制ではなく「やってみたい」を促すことで、コミュニティの可能性が広がります。


まずは前回の復習から・・・

●冷たくなっていくコミュニティと温かくなっていくコミュニティに気づいたきっかけ

そう、私は今、約1000世帯が暮らす団地の自治会で、自治会長をしています。
気分的には「コミュニティおたく」が自治会に出会うとどうなるか?
みたいな問いを、楽しみながら活動をしています。

1年目会長になることが決まり、
交代の前に会議に参加させていただいたときのこと・・・
会議が終わったあとに帰られる役員さんが

「いやー、やっと終わりや」
「いやー、やっと出獄や」
「いやー、おたくもおつかれさーん」
と会話なさっていました。

まずこの言葉の背景には
共益的な活動が、いつのまにか自治会の現場では「義務」になっているという点にあると思います。

●なぜ自治会に関わる住民が定着しないのか、それは頑張るほど冷めてしまう冷気循環だから

いろんなコミュニティに関わって気付いたことがあります
それは、やればやるほど頼む人が増えていくコミュニティ

頑張るほど冷めてはなれていくコミュニティがあることに気づきました

コミュニティを維持する上で
私は、そのコミュニティ活動の意味の共有しだいで
かわると思っています

ところが、コミュニティの意味の共有と言われると
・紙で書いて配布
・会議で講義する
と思いがちですが

それはときに、冷気循環を起こします

ある意味、組織運営や共感を広げる手法の問題ではありますが

私が自治会で感じた冷気循環は・・・
①情報共有が断片的または無いまま活動がはじまる
②情報共有があいまいなので、活動に失敗する
③いつしか、活動が義務になる
④その結果、やめられないで1年我慢
⑤しかたなく、心を殺して活動する
⑥二度とやらない無関心層を増やす
⑦関わらない住民が増える

という負の連鎖になるんですね・・・・

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