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貿易実務検定C級

「貿易実務検定」は、貿易や物流に関わる人しかおそらく知らない資格です。詳細は日本貿易実務検定協会のホームページをご覧いただくとして、実際受けてみたときの感想を…

C級は一番下の級で、合格率が50~60%と高いため、「なんだ簡単じゃないか」「誰でも取れる」と思われがちです。しかし、実は難しい。

特に、貿易実務に全く関わったことのない方が取るとなると、ほぼ丸暗記になるので、毎日1時間勉強時間を確保できたとして、合格までに2~3ヶ月は見ておいた方がよいよいと思います。

テキストは『サクッとわかる貿易実務』がおすすめです。この本で、貿易実務の内容を1~2ヶ月で把握し、残りの1ヶ月は過去問を解きます。

一番の難関は、インコタームズの暗記。ややこしくてイライラするレベルですが、基本なので外せません。

いずれはB級を取ろうとされている方も、B級のベースはC級になりますので、C級から取っていかれるといいかもしれません。

この試験、問題を作る人が校正をきっちりしていないのか、「問題数と解答欄数が一致していない」「あきらかに誤植」などの問題がよく発生しています。

知人は、「解答欄数があきらかに足りなかったので、自分で書いて付け足した」と言っていました。何かハプニングが起こる試験だ、と思っておかれた方が、精神衛生上よいでしょう…

あなたの合格、応援してます。

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