見出し画像

若い人にしか伸びしろはないの?

【 ラブの相談室 第3回 】

ジャスミンさんへ

その会社で教えている後輩から「若いから伸びしろがいっぱいあります」と言われたとき、ジャスミンさんはどこに違和感を抱いたのでしょう。
たとえば「そうだね、伸びしろも可能性もたくさんあるよね。だから、これからもがんばって」と応援することもできます。後輩を励ますことで、自分も前向きになれるかもしれません。

一方で「自分の伸びしろってどうなの?」とモヤモヤした気もちを抱いていたのかもしれません。伸びしろも可能性も年齢を重ねるほど少なくなっていく気がして、不安になってはいないでしょうか。

30代の今だからこそ見い出すことができる伸びしろがきっとあります。知識や技能を積み重ね、たくさんの経験を経て、それらのなかで広げていける可能性があります。身につけてきた経験値や技を活かして、後輩といい意味で張り合っていけるならいいなぁと感じました。

若いほど残されている時間も長いという感覚に、私もよく陥ることがあります。でも、誰も明日のことは分からない。今という時間の感覚でいえば、そこに長いも短いもありません。伸びしろも可能性も時間も平等に与えられています。それをどうするかは自分次第ということになります。

時間の捉え方も伸びしろも可能性も、全てを自分のなかにある物差しを基準にしてみると、焦りやモヤモヤをあまり感じなくなるかもしれません。自分軸を大切に、ありのままの感情を受け入れて、自分を愛してくださいね。

ラブより

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?