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「息子たちと話がしたい」 この気持ちを大事にしようと思った【今川ホルン出版記念パーティー】

以前、別の方の個別相談をお願いしたことがあります。その方から紹介されました。

「言葉が出ないのなら、私よりこの人の方が参考になるかもしれない」と言われました。

以来、インスタを見るようになりました。

今回、本を出したため出版記念パーティー開催されるのを知りました。
会場は関東で直接出向くのは難しいので、オンラインで参加しました。

今回見れるかどうかわからなかったので
申し込んだのは昨日です。
そのためまだ本は届いていません。
後日郵送と言われました。

どんな内容か楽しみです。

今回のパーティで日本理化学工業の社長さんの講演があることを知りました。
24時間テレビで放送されたドラマの
モデルになった会社です。

今でこそ障害者雇用の目標値が○%と設定されています。
そんな中、この会社は正社員の約70%は知的障害者です。最先端を行っています。

「どんな取り組みをしているだろうか?」と
気になりました。

先日、長男の学校で高校卒業後の進路について説明会がありました。
それもあり、「大人になったらどんな生活を送るんだろうか」と興味を持ちました。
「世の中にこんな会社があるのか」と勉強になりました。


・本に込められた願い

著者の今川ホルンさんの
娘さんも自閉症があります。
なかなか言葉が出てこなくて苦労されたそうです。

時々インスタに娘さんと会話をしている動画が投稿されます。
今、小学校高学年だそうです。
「ここまで話せるようになるのか」と感心しました。

そんな彼女の願いは、「我が子と話したい」という願いを諦めないでほしいとのことです。
「この本がその一助になればいいなぁ」と話していました。

・相手の理解力に合わせる

日本理化学工業の社長さんの講演で出てきた言葉です。
今でこそ社員の7割が知的障害者という会社ですが、最初からこうだったわけではありません。

約60年前に、近くの学校の先生から実習をお願いされて受け入れたのが始まりでした。
シール貼りをしている様子を見た社員が
「彼らを採用してほしい」と頼んだそうです。

「教えて理解できないのは、教え方がよくない」
そんな言葉が出てきました。

彼らが分かりやすいように
工場内の設備を変えていました。

時計が読めない人がいるので砂時計を採用したり、
チョークのサイズを検品する時に
すぐにわかるような器具を用意したりしたそうです。

他にも工場内の写真が出てきましたが、
「誰が働いてもわかるような仕組みが作られている」と感心しました。
「見える化」されていると気づきました。

最近、息子2人に「視覚支援」をするようになりましたが、それと通ずるものがありました。
彼らに伝わりやすい形で教える必要があると
改めて学びました。

・感想

出版記念講演会と聞くと、樺沢紫苑先生を思い浮かべます。内容は、本の内容+αです。

著者の本の興味もさることながら、
他の人の出版記念のイベントはどんなものかと
思ったためで参加してみました。

障害者雇用を積極的に行っている会社の社長さんから貴重な話が聞けてよかったです。

長男は6才。残り12年で働き始めます。
それまでの間に、障害の有無に関係なく
働きやすく、利益をあげられている会社が増えることを願います。

私も、息子たちが働くのに困らないように
規則正しい生活を送らせたり、
あいさつやコミュニケーションがとれるように働きかけようと思いました。

※本の感想分はまた後日。

以上、ちえでした。
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