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普段小説を読まない私が芥川賞・直木賞に注目する理由

6/13に第171回芥川賞・直木賞候補作が発表されました。
「この時期がきた」と感じます。
第167回から候補作全てを読んでいるため、
今回で5回目です。

受賞作発表前に読み切って、
予想合戦に参加したいところですが、
それまでに読み終わらないので
作品を楽しむことに専念してます。


・普段小説を読まないからこそ

本屋さんで向かうコーナーは、
ビジネス書や実用書が多いです。

多くの本屋さんは
入口の近くに小説が置いてありますが
チラリと見るだけで通り過ぎます。

候補作を読むようになってから、
知ってる小説の作家さんが増えてきましたが、
以前はほとんど知りませんでした。

小説の知識が増えてから、
他の読書家の人と話が合うようになり、
楽しみが増えました。

候補作になったのをきっかけに
定期的に読むようになった作家さんもいます。
「賞とれたらいいなぁ」と願いつつも
ここ最近は候補作にならないので寂しいです。

・私の知らない世界を見せてくれる。

今回で5回目になりますが、
普段読まないジャンルばかりなので
「こんな世界があるんだなぁ」と勉強になります。

特に直木賞は多種多様なジャンルの作品が候補作になっています。

エンタメ小説が対象ですが、
歴史小説、時代小説、ミステリー、ホラー、SFなど
普段の私にとって縁のない本が少なくありません。

特に歴史小説になると、分厚い本が多いため
敬遠してしまいます。
それでも「候補作になったから読んでみるか」と
後押しされて読んでいます。

・普段考えない問いが浮かぶ

日頃、読書感想文を書く時、
問いを思い浮かべながら書いています。

「この主人公についてどう思う?」
「どこまでも救われない結末に何を感じた?」
「この仕事についてどんな感想を持った?」
「今の世界についてどう感じる?」
…等。

普段、思いも寄らない問いが出てくることがあります。
視野が広がると、普段書く文章の切り口が変化するので面白く感じます。

・まとめ

普段小説を読まないからこそ、
芥川賞・直木賞候補作を読んで
小説と接点を持とうとしています。
小説の知識が増えたおかげか、他の読書家と話が合うようになって楽しみが増えました。

特に直木賞は様々なジャンルの本が多いため、
知らない世界を知るきっかけになります。
未知の世界に触れるのをきっかけに
普段思い浮かばない問いが生まれます。

文章を書くために、普段から自問自答をしています。
これをしないことには、記事は書けません。
記事の内容は、問いで決まると実感します。

今回も、面白そうな作品ばかりなので
読むのが楽しみです。

読み終わり次第、投稿する予定なので、
楽しみにしてくださいね。

以上、ちえでした。
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