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コロナ感染がきっかけで気づいた日常生活の無駄【やらないことリストのつくり方 見るだけノート】石川和男著

「私、無駄なことをたくさんやっていた」

そう気づいたのは、しばらく体調不良で
自宅療養していた時です。

元気なときなら、多少夜更かしができます。
しかし、体調不良だったので夜更かしどころか、
いつもより早く寝ないと体が辛かったです。

そのためには、「○時になったら、まだ終わってなくても寝室に行く」と決めるしかありませんでした。

しばらくそんな生活を送り、いかに無駄なことばかりしていたと気づきました。

夜、早く寝るためには
日中の過ごし方も重要なことに気づきました。


・気づき1.起床後、いきなり難しい問題をやらない。

「起床後が一番頭がスッキリしているから、
午前中に重たい仕事をするといい」

時間術の本を読むと、
こんなことが書かれているのを見かけます。

しかし、著者はいきなり難しいことに取り組むのは
オススメしないと指摘しています。
難しさ故に「できない」とやる気を失ってしまうリスクがあるからです。

実は、朝一に面倒な仕事をしようとしたことがあります。
思うように仕事が進みませんでした。
その後疲れてしまい、ダラケてしまいました。

「やっぱりそうなのか」と納得。

・気づき2.「すぐやる」という行為が仕事を遅くする。

「すぐやる」っていいことじゃないの?
そう思っていたので、ショックを受けました。

すぐやらないと、どんどんタスクが増えていく。
それが嫌なので「すぐやる」習慣が身についてました。

しかし、小さなタスクをすぐにやるようにすると
集中力が途切れてしまいます。
それが、仕事を遅くする原因だったと知って、
衝撃を受けました。

・気づき3.マルチタスクは2種類ある

「脳と脳のマルチタスク」
「脳と体のマルチタスク」
2種類あることを知りました。

「脳と脳のマルチタスク」は、2冊同時に別の本を読むようなイメージです。
さすがの私も、同時に読んで2冊とも理解できません。

それに対して「脳と体のマルチタスク」
お風呂で本を読むイメージです。
脳と体で別のことを同時にします。

よく「マルチタスクは脳への負担が大きいからやめたほうがいい」と聞きます。

この項目を読んで、「脳と脳のマルチタスク」をやめようと思いました。

・Todo1.簡単なことから始める。

朝一で、まず簡単なことから始めようと提案。
「できた!」という達成感で、
やる気が出るからです。

実際に、やれることから始めて終わったときは、
「できた!」という達成感がありました。
次の仕事へのやる気になると実感。

・Todo2.後回しにする。

「何でもかんでも後回しにしましょう」という意味ではありません。

「重要な仕事をしているときは、それ以外の小さな仕事を後回しにする」

「後でまとめて小さな仕事をするのもありなんだ」と発見です。

日々小さな仕事が突発的に入ってくるので、
この考え方は使えそうと思いました。

・Todo3.シングルタスクにする

「短時間で済ませたい」と思う時ほど
「同時にやってしまいたい」とマルチタスクをやりがちと気づきました。

マルチタスクをすると、1つ1つの仕事を済ませる時以上に時間がかかってしまうのがわかっているのに、ついやってしまいます。

「同時に2冊の本は読めない」

マルチタスクをやりたくなったときは、
この言葉を思い出します。

・感想

この本を買った時、近くのショッピングセンターに新しい本屋さんができたので、店内を見て回りました。

「石川和男さん、こんな本出してたんだ」と
店頭で初めて見かけました。

イラストが多く、見開き2ページで1項目を読めます。

目次を見て、気になる項目を見て実行するというやり方が使いやすいと感じました。

「体調崩す前にやればいいのに」

そう思いたくもなりますが、そのくらい困らないと行動に移せないと思い知らされました。

以上、ちえでした。
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