見出し画像

2022.12.17西日本新聞に掲載されました。

本日、2回目の掲載です。
読者投稿欄「こだま」に掲載されました。
その中の「地域からの提言」に載ってます。

前回の投稿はこちら。

記事の画像を載せたいところですが、
新聞社の著作権が絡むため、文章のみの掲載です。

保育士の配置基準見直しを

中間市や静岡県でのバス置き去り事件、先日の静岡県の園児虐待事件と子どもに関する事件が続き、1人の親としてとても胸が痛いです。
保育士がやったことは許されることではありませんが、彼らを責めるだけでは同様の事件が繰り返されると危惧してます。これらの事件の背景に、保育士の人手不足や配置基準の問題点があると思います。
配置基準は70年以上変わっていません。責任の重さに見合わない低賃金で、現場の余裕のなさから引き起こされているのではないかと感じます。
高度経済成長期のように、均一な人材を大量に産み出すのを求められた時代なら、問題なかったかもしれません。しかし、現在はそういう時代ではなく、子ども1人1人の個性や特性を重んじる時代になってきています。昔の配置基準のまま、1人の子どもとじっくり向き合うのは難しいと感じました。
配置基準が今のままなら、今後も同様の事件が続くと危惧してます。国には見直しを求めます。

静岡県で再びバスに置き去り事件が起ったときに
投稿しようと動いてました。
その矢先、今度は保育士による虐待事件が発覚。

「確かに園児がバスに置き去りにされるのは問題だし、対策を義務付けるルールが決まったのは前進。
しかし、それは表面的な対応ではないのか。
「なぜ次から次に保育園に関するトラブルが絶えないのか」という根本原因の解決に至らない」

一連のニュースを見て、こんな想いがありました。

バス置き去り事件の表面的なことだけを見て
「椅子の高さを変えたらいい」
「必ず見回って確認すればITに頼る必要はない」と
いう意見が同コーナーに出てきました。

確かに、その主張も理解できます。
しかし「なぜ確認するのを忘れてしまったのか」という視点が欠けていると感じました。

今回は、保育士の配置基準を中心に書いてますが、
これは学校の教員の配置も、
長男がお世話になってる療育の現場も、
全て地続きの問題だと感じてます。

私1人では微力です。
しかし、無力ではありません。
毎月600以上の投書があるそうですが、
今後も投書し続けます。

以上、ちえでした。
プロフィールはこちらです。
他のSNSはこちらです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?