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代理経験の結果【ココ・シャネルの言葉】山口路子著

「すべての本には価値がある」

まさかファッションデザイナーから
こんな言葉が出てくるとは思わないでしょう。

ココ・シャネルは高等教育を
受けていなかったものの、
読書が好きだったようです。
特に読んでいたのが小説。

最近「私が読んでいるのは実用書ばかり。
これでは思考が偏りそう」

そう感じ、気になる小説を読むことにしました。



・私の小説遍歴

そんな私ですが、
高校生の時までは様々な小説を読んでいました。
ベストセラーから国語の授業で出てきた引用元まで。図書館で探しました。

しかし、大学に入ると小説を読む頻度は
次第に減っていきました。

「当時の私はどんな本を読んでいたんだろう?」
思い出したら、美容関係の本が多かったです。

次は、ほとんど力は身に付かなかったけど、
英語力を上げる本でした。

社会人になってからもほとんど読んでいません。
特に就職したての頃は、
仕事の基礎を身につけたかったので、
専らビジネス書ばかり。

当時勤めていた会社で読書会がありました。
課題図書が指定されますが、
普段の私なら決して手に取らない本ばかり。
経営者の本が多かったです。

驚いたことに、
激務のはずの薬局長や幹部の薬剤師の先生方が
よく出席されていました。
「この人たちどこで本を読む時間を確保をしてるんだろう?」と不思議に思うくらい。

課題図書に小説が指定されることはなかったので、
この時期はほとんど読みませんでした。

・機会はあった。

結婚してから今までで2回機会がありました。
一度目は、結婚してすぐのことです。
なんとなく本屋さんに行ったら
「これ面白そう」と思ったものを2冊読みました。

・ブラック・ヴィーナス
・羊と鋼の森


当時、賞を取ったらしく、
目立つところに置かれてました。

二度目は、卵巣の手術で入院した時。
暇だろうってことで
普段なかなか読めない分厚い本を
図書館から借りることに。 

・火花
・十二人の死にたい子どもたち
・コンビニ人間
・ナイルパーチの女子会
・BUTTER
・かわいそうだね?
・ファーストラヴ
・本屋さんのダイアナ
・送り火

直木賞芥川賞を受賞作品も読みましたが、
それ以外の気になる方も読んでみました。

それからまた小説を読まない時期がやってきます。

・読みたくなったきっかけ

今年の4月から新聞を購読しましたが
書評欄があります。
掲載されている本がほとんど小説。

実用書もあるけど、専門的な内容です。
私が手に取ることはほとんどないジャンルです。

先日聴いたオーディオブックをきっかけに、
佐藤優さんの他の本も読むようになりました。

別の本に小説についての記述がありました。
「人生には限りがある。
本を通じて他人の人生を代理経験できる」

この一言になるほどと感心。

さらに、その後、齋藤孝先生の本を読んで
「文学には悩んでいる人が出てくる」という一文があり、それが心に残っています。

ココ・シャネルも小説を読んで
代理経験したんだろうかと考えました。
様々な名言を残してます。

少しずつ小説も取り入れていきたいです。

以上、ちえでした。
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