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「歩く百億円」88歳社長から学ぶ「加齢を遠ざけるために今からできること」【人生は80歳からがおもしろい】吉川幸枝著

「早くお迎えが来ないかな」

1年半前に亡くなった祖母が
80歳過ぎてからよく言うようになりました。
高血圧などで体調がよくなかったせいかもしれません。

祖母以外にも同じようなことを言う人がいます。
それは同居してる義母です。
今は体調が落ち着いていますが、
一時期体調が悪かったため
「こんな身体で、長生きしたくない」と
よく言っていました。

「年をとるとこうなるのか」と思わざるを得ませんでした。

そうは言っても、実際そうでない人がいることを今回知りました。
それはこの本の著者ある吉川幸枝さんです。

今回、80歳から楽しく生きるために必要なことを学びました。


・勉強をする

「やっぱりそうか」と思いました。
若い頃ならともかく、年を取ると
「勉強はもういいよ」となりがちです。

しかし、著者は年齢に関係なく勉強を続けた方がいいと主張します。
特にシニア層に必要なのは「お金」と「健康」についてです。

年をとっても可能な限り、働き続けることを推奨しています。
お金が得られる方が生活にゆとりができるという側面があるからです。

それと同じくらい大切なのは健康とのことです。
健康でなければ高齢になってから働くのは難しくなります。

「健康」と「お金」の勉強は、35歳の今でも必要です。
「年を取ったらもっと必要になる」と感じました。

・「さみしい」なら自分から行動する

「自分の子どもが連絡してくれない」
著者はそう愚痴を言う人を見てきたそうです。

「さみしいなら、自分から会いに行ったり連絡したりすればいい」と著者。
更に「若者が自ら年寄りを喜ばせたいなんて思うことはあり得ない」と続けます。

私自身、町の集まりで70歳以上の人とお話しする機会があります。
「子供や孫が連絡してこない」と愚痴をいう人が少なくありません。

自分から連絡をして「連絡しないで」と拒否されたら仕方がありません。
しかし、自分から何もしないで相手に対して
「何もしてくれない」というのは違うと学びました。

・自分で自分の機嫌を取る

「自分の機嫌くらい自分で取りなさいよ」
私が憧れるライフスタイルを得られた女性たちから
口々にこんな言葉を聞きます。

そのためには、自分で自分を楽しませるものを見つけるとのことです。

著者の場合は、テレビに話しかけるそうです。
時代劇『暴れん坊将軍』が好きだそうです。
吉宗が出てきたら「待ってました」と
テレビに向かって話しかけるそうです。

端から見たら「え?」と思うかもしれませんが、
楽しいからオススメしていました。
YouTubeでも応用できそうですね。

私の場合は、興味の赴くままに本を読むことです。
「それって今やっていることでしょ?」と気づきました。
自分が楽しくなることを持つのは大切と感じました。

・感想

著者は現在88歳。
検索して著者の写真を見てびっくり!
「この人90前なの!?」と驚きました。
一般的な90代とは似ても似つかないです。

この人を見て「もう年だから」と
とてもじゃないけど言えなくなりました。
こんな形で年を取りたいと思いました。

常に新しいことを学んで、主体的に楽しもうと
心に誓いました。

以上、ちえでした。
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