見出し画像

1ページ目で挫折した私が、懲りずにまた読みたいと思った本【人生最後に後悔しないための読書論】齋藤孝著

現在35歳。
人生100年時代と言われる現代では
折り返しの50歳でもまだ先の話です。

それでも「どうしたら知的で美しく歳を重ねられるか」と考えています。

著者はこう主張しています。

日ごろから本や新聞を読み、自分で考えたり、想像したりする習慣のある人ほど、「錆びない知性」を身につけられるのではないか。

人生最後に後悔しないための読書論 p22

日頃の生活を振り返ってみると、
まさに今やっていることです。
この本の言うところの「老賢者※」を目指したいです。

※若い人の成長をサポートできる高齢者。

特に私が一番興味を持ったのは
哲学書の読み方です。

過去に何冊も読んだものの、1ページ目でよくわからず、読むのをやめてしまいました。
感想文を書く以前の問題です。

その攻略方法が紹介されてました。


1.まず、解説書から概要をつかむ。

哲学書の大元の本(文庫)を見たことがあります。
文章量も多く、本も分厚いので
「読みきれない」と敬遠してしまいます。

しかし、ありがたいことに最近では分かりやすく解説されている本が増えています。
少し大きな本屋さんに行けば、たくさん種類があります。

まずはそういう本から試します。

2.とにかく興味のもてそうな哲学者を見つける。

最近『理解しやすい倫理』という図解や写真が充実してる高校の参考書を読んでます。


読み始めた理由が、
自分自身の知識のなさを自覚したからです。

倫理にはたくさんの哲学者が出てきます。
大学受験向けのテキストなので、
広く浅く網羅されています。

それぞれの哲学者の代表的な主張や発行物をざっくり学べます。
興味のもてる哲学者を探すにはちょうどいいと思いました。

3.難解な部分は飛ばしていい

驚いたのはこの項目かもしれません。
全部読まなきゃと思い込んでいました。

ある方の本でヘーゲルについて触れられていました。
あまり知識がなかったので、難しく感じました。
「あれ?ビジネス書を買ったはずなのに哲学書を読んでるみたい」と思ったくらいです。

あまりにもよく分からなかったので
「私の読解力がないのか」と
自信をなくしたくらいです。

今考えると基礎知識が全くなかったから、
読んでもピンと来なかったことに気づきました。

難しいところは飛ばしていいと言われると、
心理的なハードルが低くなりました。

・感想

取り上げられていた本も面白そうな本がたくさん。
どれから読もうか迷うくらいです。

「これをすると失敗するよ」と教訓めいた話から、
「70歳過ぎてからの恋愛」の話で未来の自分を想像させる話までありました。

30代の私から見ても、
年を取った自分を想像できるので、
老後の不安を少なくするのに
いい方法だと感じました。

何度も哲学書で挫折しましたが、まずは興味のもてそうな哲学者を1人見つけることを目標にします。

以上、ちえでした。
プロフィールはこちらです。
他のSNSはこちらです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?