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特別支援学校の進路説明会を聴いて学んだこと

先週、長男の学校へ。
PTA総会後にあった進路説明会に出席しました。

まだ小学校を入学したばかりなのに、「もう高校卒業後のことを考えるの?」と思いました。

今月から特別支援学校に入学した長男。
少なくとも大学まで進学した私や夫とは
違う進路になることが想定されます。

話を聞いてみると「何も必要なのは彼らだけではないのでは?」と思いました。


・主な進路は就職?

校内の映像が流れました。
主に高等部の生徒さんが映っています。

全員ではありませんが、
スーパーやドラッグストアなどの
障害者雇用で就職した人がいるのを知りました。

施設に入って自立支援を受けながら働く人、
働くよりもまず生活支援が必要な人、
様々な人がいると感じました。

就職して働くためには、コミュニケーションが取れないことには始まりません。
そのために、学校であいさつの練習をしていました。

朝、長男を教室まで送りますが、
廊下で高等部の生徒さんが
あいさつ運動をしています。

小学部でも練習しているようです。

今、あいさつされても返せない長男ですが、
「10年後にはこのくらいのことができるようになるのかな」と感心しました。

・規則正しい生活を心がける

規則正しい生活を心がけないと、高校卒業後に働くのが難しいと感じました。
昼夜逆転をして就職して働くのが難しい人もいると聞きました。

何も、知的障害・発達障害を抱えてる彼らだけに限った話ではないですよね。

1日8時間働ける体力が必要ですし、
時給941円※に見合う仕事ができないといけません。
※投稿時の福岡県の最低時給。

「今からでも規則正しい生活をさせなきゃ」と
親として反省させられました。
まずは、私自身が早寝早起きを始めないといけませんね。

・積極的に福祉サービスを利用する

まさか学校から、積極的に利用するように言われるとは思いませんでした。

親自身の用事で、時々子どもを預ける必要があります。
必要になってから探すとなると、大変です。
いきなり慣れない場所に預けるのは、子どもに負担がかかります。
※長男は慣れない場所が苦手。

小学校に入ると「放課後等デイサービス」というサービスがあります。
ここには特別支援学校のお子さんだけでなく、
一般の小学校にある支援学級に
所属してるお子さんもいます。

支援員の勧めで、2ヶ所の放課後等デイサービスを利用しています。

放課後等デイサービスだけでなく、
ショートステイもあると聞きました。
詳細が知りたいため、
近いうちに質問する予定です。

多くの人と出会って、人に慣れた方が、
仕事をするにしても、施設に入るにしても
スムーズに行くとのことです。
家族以外の人間と接点がないのは後々大変になりそうと感じました。

・感想

長男は小学生になりましたが、
まともに会話ができません。
やっと単語を真似するようになりました。
一般的なお子さんは1歳半〜2歳の段階でしょう。

夫は長男に対して「学業の方は見込めない」と
諦めているようです。

「こんな状態で、どうやって社会に出るの?」と
疑問でした。

高等部の教室を時々通りますが、
作業着で廊下で掃除をしていたり、
畑で農作業をしたりしているのを見かけます。

特性に合わせて、卒業後の進路を決めるようです。

「1つでも得意なことが見つかるといいなぁ」と
親として思いました。

以上、ちえでした。
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