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話し方を意識する前にやるべきこと【話し方で「成功する人」と「失敗する人」の習慣】松橋良紀著

「究極のコミュニケーションの技術は、相手を好きになることだ」

著者がある営業の達人から言われた言葉です。

タイトルに「話し方」とありますが、
多くの項目で「相手に気持ちよく話をさせるか」に重点が置かれているように感じました。

相手に話をさせるということは、
自分は聞き手に回ります。

自分自身が相手に興味を持たないと
話を聞くことができません。
そういう意味で「相手を好きになることだ」というのは理にかなっていると感じました。


・距離の縮め方

自分と共通の話題がある人なら苦労しません。
そういう人ばかりではありません。
むしろ多くの場合、全く共通点がないでしょう。

特に年代が違う人になると
共通点を見つけるのが難しくなります。

そんな時は自分の興味のない話題でも
共感を示したり、共通点を作ろうと提案。

自分の話し相手が、
楽しく会話をしようと努力していたら、
好感を持てるでしょう。

・相手の自慢話を聞こう

「苦労話と自慢話、どちらを聞くのが好きですか」

一般的に、話し方の本を見ると
「自慢話は相手をうんざりさせるので、やめておきましょう」とよく見かけます。

面白かったのが、年収が高い人ほど自慢話を聞くのが好きとのことでした。
その理由は、「成功体験を聞きたい」という気持ちがあるからです。

私の場合は、「最後はうまく行きました」という展開になってほしいと思います。

・マイナス思考は悪くない

私はどちらかというとマイナス思考です。
「そんなこと気にしたって仕方がないわよ」とよく言われてきました。
能天気に考えられる人がどれだけ羨ましいか。

しかし、著者によると「マイナス思考は決して悪いものではない」とのことです。
その理由は「他人の弱さを尊重できるから」です。

私自身がマイナス思考なので
他人から不安を打ち明けられたら
共感できることが多いです。

そういう一面があるのかと勉強になりました。

・感想

「相手にいかに気持ちよく話してもらうか」

相手に気持ちよく話をしてもらったり、
相手に伝わるように話したり、
勉強になりました。

このテクニックを使ったら、
仕事だけでなく、プライベートの人間関係も良くなりそうと思いました。

以上、ちえでした。
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