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【パワスポレポート】京都編〜白虎の松尾大社

京都は風水都市であることはご存知かと思いますが、その中心地、エルサレムではなくて平安京を守るために四方に置かれたまもりの要。
西の白虎がこの「松尾大社」です。

ちなみに東西南北はそれぞれ「四神相応の地(しじんそうおうのち)」と呼ばれています。
そもそも四神とは、東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武の聖獣のことです。
京都は平安京を中心地とし、それぞれ東(青龍)は八坂神社、西(白虎)は松尾大社、南(朱雀)は城南宮、北(玄武)は上賀茂神社を守護の地としています。

この四社と平安神宮の御朱印を集める「五社巡り」もおすすめです。
2022年5月に巡ってきました^ ^
五社のいずれかで専用の色紙を購入し、全部の御朱印をいただきます。

平安神宮
五社巡りでいただける御朱印

なにせ京都の東西南北に置かれていますから、それぞれ端にあるため、一日で巡るのは難しいかも。
初日はバスなどで移動したのですが、それをブログで書いたら、翌日京都の友人がみかねて、夫の仕事を休ませて車を出してくれました(なんて親切なの!)
五社以外に伏見稲荷大社などにも行く予定だったので、車じゃないと全部回るの無理だったかもー

ということで、五社巡りは後日レポート出します。

松尾大社レポート

まずは松尾大社駅でおります。
駅の目の前に大きな鳥居があるので迷子の心配なし。

楼門が立派です。
北海道の神社はあまり楼門がないので、これだけで格式高そう!歴史がありそう!とテンション上がる(笑)

拝殿。
すごーーーく立派です。

ご祭神は大山咋神(オオヤマクイノカミ)と中津嶋姫命(ナカツシマヒメノミコト)。
中津嶋姫命は、厳島神社の主祭神、市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)の別名です。

大山咋神は、5世紀の頃にこの地域にやってきた秦氏の総氏神とされ、701年にここに松尾大社を建てました。
もともと磐座があり、秦氏が神社を建てる前からこの山は信仰の対象でした。
その山の神様が大山咋神です。
ちなみに松尾の山の神であると同時に、比叡山の地主神でもあります。

歴史オタクでパワスポ研究家の遊月が最も深く探求しているのがこの秦氏です。
平安京も、もとは秦氏の屋敷だったんですよ。
秦氏に関しては別のレポートで色々書いていきたいので今回は省略。

みてください。亀、亀、亀です。
これだけではないのですが、キリがないので。

松尾大社と亀の関係について。

この神社の祭神の一柱、中津嶋姫命こと市杵嶋姫は弁財天と同一視されます。
正確には、市杵嶋姫を弁財天に置き換えていったといったところですが。
弁財天は、亀が蛇・龍と共に神使とされます。

市杵嶋姫を祀る江島神社は竜宮城であり、そこからも亀がお使いであることはわかりますよね?

松尾大社では亀は神の使いといわれています。
「亀使令」という文書には、松尾大神が太古の時代に丹波の国を開拓するため保津川を遡る際、急流には鯉の背に、緩流には亀の背に乗ったと伝えられています。

その上流にあるのは、元出雲と呼ばれる出雲大社。

出雲大神宮の帰りに偶然見つけたもともとの月読神社があった場所。
そして月読神社を摂社にしている松尾大社では、亀が神の使い。
色々繋がっていますよね。

亀だけではなく、滝を登ると龍になる鯉も神の使い。

そして、奥には摂社の奥に「霊亀の滝」が。

なんとも見どころがたくさんの松尾大社。

お庭は次回紹介します。

花より団子。
2022年に行ったときは、月読神社に寄るのを諦めてこのお団子を食べました(笑)

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