美容室で白髪染めですか?と聞かれた日

今日は午後に駅前の美容室でリタッチをしてきた。前回明るめにしたので、生え際が黒くなっちゃっていた。

わたしは20代後半でまだ白髪は出たことがない。でもそろそろ白髪も出るかなとか、最近シミ、シワ、顔色とかを気にしている。

そんな中少しでも綺麗になろうと、
めんどうだなと思いつつ美容室を予約して
曇りで冷たい風の中美容室に着いたわけである🚲


ところで、わたしは去年の秋結婚して引っ越してきたばかり。この美容室も同じ頃に出来たばかりのようで、価格は安めで気軽に行ける感じの美容室。

前は下北沢あたりに住んでいたので、
なかなか安くて綺麗で気軽に行けるような美容室はなくて、お洒落〜とか、髪色ピンク黄緑大学生〜みたいなな感じのところが多かった。

それでもそういうところから比較的落ち着いたところを見つけて行っていた。高かったけど、いつも長いくらいに丁寧でよくやってくれてたんだってことが今回分かった。

今日のことに話を戻す。

美容室に着いて席に座ったら、
若い男性の美容師さんだった。

ホットペッパーから予約した。
今時、iPadで会計をしたり予約管理をしてるみたいなのに、なぜかカードを持っていかないと前回の髪色が分からないらしい。

持っていかなかったというか、もうそういうカードは無駄だなと思って取っておかないから、
前回の髪色が分からなかった。

というかそもそも、前回の髪色もわからないのに
一番最初に書かされるアンケートはどこに情報が保存されているんだろう。

話しかけて欲しいかとか、静かに過ごしたいかとか、髪の悩み、前回の履歴とか、何にも取ってないんだろうか?謎である。

うーん、そんなこと言っても仕方ないかぁ。
それはお店のやり方だとして良いや。

だけど、そのスタッフさんは
『前回の髪色わかりますか?白髪染めですか?』と聞いてきた。

そんなこと聞かれたの初めてで、
尚且つ最近アラサーで色々気にしてたので
そんな風に見えたのかと思ってすごく傷ついてしまった。とともに、凄くデリカシーのない不愉快な人だなって思った。

まぁ、妙齢になってない人には分からないだろう。大袈裟と言われるかも。でも、やっぱショックなのだ。


少し考えてみたらこれまでそんなこと言われたことはなかった。年齢のせいとかではなくて、自分からアホ毛が〜とか相談すると答えてはくれるけど、美容師さんから言われることはなかったし、そっと綺麗にしてくれていたように思う。

お悩み事を聞いた上で、そうですね、こうすると良いですねというのはわかるが、いきなり白髪染めですかは失礼じゃないか。

席に着いて早々に、髪傷んでますね。
トリートメントですか?と聞くようなもんだろう。そんな美容師さんいるかなあ。少なくとも出会ったことがなかった。

しかもちょっとTシャツの裾が捲れて
赤いチェックのボクサーパンツ見たいのが見えてた。鏡に写ってるから見えるし。

なんかもうこの人に触られたくないと思って
お金払ってやってもらうのやだと思って
早く帰りたくてさっさとおわして帰ってきた。

カード作りますか?に、ノーと答えて。
もう行くことはなかろう。

担当もコロコロ変わってシャンプーも雑に終わり、なんだか美容室に行ったのに身も心もズタボロになり、10歳老けた気持ちで帰宅した。


美容室💇‍♀️
皆綺麗になりたくて、時間を作って行くところだと思う。
何歳でもおんなじ。

髪を切る技術も大事だけど、同じくらいに
言葉ひとつが大事なのかなって思った。。。


きっと人気な美容師さんは、
そういうところ上手いのかな。
自己肯定感を上げて、綺麗になったと満足させてくれるんだろうか。


さっきまでは悲しく腹が立っていたけど
こうして書き出して振り返ってみたら、
だんだん落ち着いてきた。

逆に考えれば、自分も美容師さんの立場になりうるなぁ。もうなってることもたくさんだろう。

仕事や私生活で、人にあった時、冗談で『老けたね!太ったね!白髪増えたね!』なんて言っていないか。

お客さん、人に対して、その人が何もわからなくて、出来ない前提で話しかけていないか?

その人を尊重できているか。

言葉はすぐそのまま伝わって取り消せない。

わたしは気持ちよく人と会話、意思疎通できるようになりたいな。

でもこれも自分のためなのか、
それとも人のためなのか、それはわからないけれども。

そんなことを思った日だった。
思いやりのある言葉を選んで毎日過ごしていこう。

読んでくれてありがとうございます。!

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