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小説は人生経験、身体の反応。

久しぶりに小説を読んだ。
わたしは、本がとても好きなのだけど、
って言っても
そんなに読むのも早くないし、
理解力も乏しい。すぐ忘れるし。
だけど、毎日の様に何かしらの読んでいる。

その中でも
小説が1番好きだ。
人の人生が書かれ、そこには自分が味わったことがない状況や感情表現があって
だけれども、何か自分とも共通する点がある。
それがとても不思議だ。

マインドフルネスの学びも似てるなと思う。
それぞれの人生がある、
だけど、それぞれの話の中から
それぞれの人の中に
共通する何かがある様な気がしている。
違う人生だし、違う価値観だけれど、
そこに何か流れる人間の共通性。

そんな一瞬に出逢い、フッと安心する時がある。

今回の小説は、
瀬尾まいこさんの〝私たちの世代は〟
感染症が流行った時代の子どもたちが、
それぞれ大人になってゆく様子
人との繋がりはなんなのか?
愛とはなんなのか?
生きるとは?
子どもの可能性。
全身で感じた。

読みながら、
涙が出たり
心臓がキュンとなったり
喉がキューっとなったり
たくさんの身体反応が起こっていた。

自分の人生ではないのに
自分の中の生物的何かが反応し、
身体の反応として出現している。

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