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ツレ妊#34 思いを遣る

〈32週目〉

さて、今週は足立レインボー映画祭!!

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疲れた顔でこんにちは

いや、本当に大変だったーー!!

今回自分で翻訳をした映画があったのだけど、字幕つけるのってめちゃくちゃ大変。

ドキュメンタリーだから話してることが多くて、でも、字幕で読める範囲は限られるから、削らないといけないし。

当事者も見るかもしれないし、LGBTQを知らない人も見るかもしれない。誰でもわかる言葉である必要はあるけど長い説明は入れられない。

知らない誰かに思いを遣りながら作業するのは楽しく勉強にもなったけど、めちゃくちゃ時間がかかった。


イギリスのドキュメンタリーだったのだけど、何かを変えようとか、マイノリティの人権について声をあげる人は、どこの国でも攻撃されたり非難されたりとてもエネルギーがいる活動になるのだなと感じた。けれども声を上げなければいることにも気づかれないし、その人たちの権利が守られていないことも伝わらない。

わたしも色々とこどまっぷのことをやっていて大変なことは多いけど、ある意味その大変はプロセスの一つなんだなと改めて思った。


子どもがこの映画を理解するには随分かかるけど、いつか一緒に見たい。そして、

「昔は大変だったんだね。今は当たり前なのに」と言われるような時代になっていると良いなぁ。

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しかし、映画祭の準備で忙しかったこともあり、ツレと喧嘩をした。

喧嘩というか、アタシは妊娠すると、記憶力が落ちたり集中力が低下したりするということをあまり知らなくて、バタバタしている中、何度も同じことを聞かれることに、ちゃんと話を聞いてもらえてないのだと悲しくなってちょっと涙が出ながらキレてしまった。


しかし、それが辛いのはツレ本人だった。最近忘れっぽい、長い文章がなかなか読めない、集中力も落ちていると感じていたそうで、仕事もしているのに効率も悪くてそんな自分が嫌で、、、調べたら妊婦にある症状らしく、しかも産後しばらくそんな状態が続いたりすると知って絶望的な気持ちになっていたという。


そこにアタシにキレられて責められて、なんとか必死に保っていた気持ちの糸が切れた。


知らなかったから、本当に申し訳なかったと思った。できていたことができなくなるってしんどい。忙しくなると、字の通り心を無くす。思い遣りが無かったと反省した。

ごめん



そして子どもは9ヶ月になった!

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もう後2ヶ月もないのだなと思うとなんだかあっというまだった気もする。

米粒だったのに、検診でもう体重は推定1710gといわれたそう。

とても平均数値で育っているのだけど、今までの人生で平均点ということがなかなかなかったツレ。人生も山あり谷あり(?)平均と言われると安心すると同時に、不思議な気持ちになるという。

まぁテストの点数とは違うけれど、無事に育ってほしいと思いながらも見えないものだし、不安だし、つい何かあるかもしれないと先回りして心の準備だけしようとしてしまう気持ちはあるよね。

でも順調なら何より!

まだイベントもラストスパートあるし、、、


まだまだあるよー

つづくよー

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